2017-18NFLプレーオフ「ディビジョナルゲーム」の見どころ(勝敗予想もあります)

NFLプレーオフもファーストラウンドであるワイルドカードゲームが終了し、セカンドラウンドである「ディビジョナルゲーム」が行われます。
ワイルドカードゲームは予想と違うチームが勝ち上がってきて驚きもありました。
⇓こちらはファーストラウンド「ワイルドカードゲーム」の勝敗予想を書いた記事です。
このセカンドラウンドからは各カンファレンスのシード1.2位のチームが登場し、本当に力がないと勝ち上がることはできません。
この記事ではファーストラウンドである「ワイルドカードゲーム」を簡単に振り返り、セカンドラウンドである「ディビジョナルゲーム」の見どころと勝敗予想をしています。
Contents
ワイルドカードゲーム4試合を振り返っておきます。
なんとタイタンズが勝利しました!
チーフスは本当にプレーオフで勝てませんね。この試合もエースRBハントがわずか42ヤードに抑えられました。
それでも前半はパス攻撃で圧倒していて楽勝かと思ったのですが、後半は防戦一方になり大逆転負け!
前半終了間際のTEケルシーの離脱後はオフェンスは何もできませんでした。
完全にラムズは若さが悪い方に出てしまいました。
レギューラーシーズン平均30得点していた爆発力は影を潜め、わずか13点しか奪えませんでした。
原因はエースRBガーリーが徹底マークに合い普段通りのプレーができなかったことですね。
これはプレーコールも含みで、いつもと違うことをやりすぎた感がしました。
マークされていてもエースに任せてみればもう少し違った結果が出たかもしれません。
ファルコンズは昨シーズンの強さが戻ってきました。
そしてディフェンス陣が頑張りました(特にセカンダリー陣)のでこの先は楽しみですね。
正直プレーオフとは思えないヒドイ試合でした。
どちらのチームもディフェンスが奮起したというより、オフェンスが何もできなかった感じです。
ジャガーズはweek14で私の大好きなシーホークスをボコボコにしたオフェンスの強さはどこに行ったのでしょう??
このチームに30点も取られたというのが信じられません。
ビルズは運もなかったですね。
逆転を狙ったラストドライブでエースQBテイラーが怪我でアウトし、新人QBがでることになり結局敗戦でした。
ワイルドカードゲーム4試合の中で一番痺れる試合でした。
結果的にはセインツが勝ちましたが、QBブリーズがすごかった!もうすぐ39歳で私と同級生ですが衰え知らずです。
同世代のブレイディのように毎年プレーオフに出てはいないので影が薄いですが、パスのスピードやコントロールはスーパボウルを制した2009年と変わらない感じがしました。
パスもランも強力で、ディフェンス陣も安定しているのでこの先も面白い存在ですね。
個人的にはパンサーズを応援していました。
最後は追い詰めたのですがラストプレーがQBサックされて終了は悔いが残りますね(単純な3メンラッシュに見えた)…残念。
アトランタ・ファルコンズ@フィラデルフィア・イーグルス
後半戦から本来の強さが戻りつつあるファルコンズが有利と思います。
昨シーズンほどの決定力はないですが、それでもオフェンスは強力です。
そしてワイルドカードゲームでラムズを13点に抑えたディフェンス。特にLB、セカンダリーの活躍は素晴らしかったです。
対するイーグルスはやはりエースQBカーソン・ウエンツ不在でどれだけオフェンスが点を取れるか?にかかってきます。
2番手QB ニック・フォールズもプレーオフ経験のある選手ですが機動力という点ではウエンツにはかないません。
オフェンスラインがどこまでフォールズを守れるかが鍵になりそうです。
イーグルスが有利とすればホームフィールドで試合ができることです。
ファルコンズの本拠地はドームスタジアムなので、寒冷地の屋外フィールドであるリンカーン・フィナンシャルFでの試合はかなりマイナスポイント。
しかしプレーオフの経験値や現在のチームの状態から見てファルコンズが勝利すると思います。
テネシー・タイタンズ@ニューイングランド・ペイトリオッツ
圧倒的にペイトリオッツ優勢です。
レギュラーシーズン前半は勝利しても失点が多くディフェンスの不安を指摘されましたが、後半戦は全く問題ありませんでした。
終わってみればいつもの強いペイトリオッツでした。
大きな故障者も出ず万全の状態でプレーオフに臨みます。
タイタンズがもし勝つとすれば(ものすごく確率は低いですが)序盤にディフェンス陣のビッグプレーが炸裂することです。
タイタンズのディフェンスコーディネーターは名将ディック・ルボー。スティーラーズ時代にはペイトリオッツから金星を何度かあげました。
序盤にペイトリオッツからターンオーバーを連続で奪うようなことがあれば万が一はあるかもしれません。
普通にやればペイトリオッツが圧勝すると思います。
ジャクソンビル・ジャガーズ@ピッツバーグ・スティーラーズ
シード順通りスティーラーズが優勢です。
怪我で離脱していたエースWRアントニオ・ブラウンも故障者リストを外れていますので大丈夫かな?
不安があるとすればレギュラーシーズンの対戦ではQBベン・ロスリスバーガーが5インターセプトを与えてしまいボロ負けしているんですよね。
ジャガーズのセカンダリーの4人はリーグ最強と言っていいメンバーですので、あまり長いパスに頼らずRBリビオン・ベルのランや短いパス中心に攻めていけば問題ないと思います。
ワイルドカードゲームのジャガーズの試合を見る限り、オフェンスはヒドイ状態なのでターンオーバーさえ与えなければ…
プレーオフでの経験値や寒冷地で屋外フィールドでの試合など、ジャガーズに有利な点は見つかりません。
スティーラーズがオフェンスの自滅さえなければ勝つと思います。
ニューオーリンズ・セインツ@ミネソタ・バイキングス
この対戦がデビジョナルゲームの中で最も予想しにくい試合ですね。
レギュラーシーズンではバイキングスがホームで勝利しています。
バイキングスはレギュラーシーズン素晴らしい成績をあげました。
特にディフェンスは鉄壁と言える数字です。
ただ、今シーズンのNFC北地区は例年強いパッカーズがエースQBの離脱で本来の力が出せず、レベルが低かったのは否めません。
そして同地区対戦以外のカードも比較的相手に恵まれた感じもあります。
対してセインツは大激戦のNFC南地区を首位で突破し、ワイルドカードゲームでも難敵パンサーズにラン攻撃を封じられながらパスで活路を開き勝利しました。
プレーオフでの経験値や現在のチーム状態でもセインツに分がある気がします。
バイキングスはホームスタジアムですがドーム球場ですので…アドバンテージはそこまで見込めないように思います。
難しいですがセインツが競り勝ちます。
テレビ放送の日程。
1/14(日)06:15 日テレG+ LIVE
1/16(火)01:15 NHK BS1
1/14(日)10:15 日テレG+ LIVE
1/17(水)01:15 NHK BS1
1/15(月)02:45 日テレG+ LIVE
1/19(金)01:15 NHK BS1
1/15(月)02:45 日テレG+ LIVE
1/20(土)01:15 NHK BS1
コメントを残す