2017全国高校駅伝(男子)を展望します。

2017全国高校駅伝(男子)を展望します。
2017全国高校駅伝(男子)のレースは終了しました。

今年の全国高校駅伝は12/24(日)のクリスマスイブに行われます。

この記事では、男子のレースについての展望をしています。

今年はハイレベルな3強対決が見れそうで、もしかしたら大会記録が出るかもしれません。

⇓2017全国高校駅伝(女子)の展望はこちらです。

全国高校駅伝(男子)のコースと勝負のポイント。

⇑全国高校駅伝(男子)のコースです。

コースレイアウトの変更はなく、例年と同じコースで開催されます。

京都市西京極陸上競技場をスタート・ゴールとする(京都国際会館前折り返し)7区間 42.195km
1区 10km 西京極陸上競技場→烏丸鞍馬口
2区 3km 烏丸鞍馬口→丸太町河原町
3区 8.1075km 丸太町河原町→国際会館前
4区 8.0875km 国際会館前→丸太町寺町
5区 3km 丸太町寺町→烏丸紫明
6区 5km 烏丸紫明→西大路下立売
7区 5km西大路下立売→西京極陸上競技場

ポイント区間は1区と3区です。

1区は最長の10kmで、しかも7km地点の金閣寺前までは厳しい登りです。

優勝を狙うのであれば、1区は29分台(できれば29:30前後)で走ることができるランナーを配置できないと厳しいです。

特に今年は区間賞は29分台の前半とみていますので、どんなに悪くても30分少々で2区に繋がないと早々に脱落が決まってしまいます。

そして2番目に長く、ひたすら登りである3区です。

外国人ランナーを持っているチームは、ほぼこの3区に配置してきます。

大砲級のランナーになると22分台の後半で走ってきますので、下手すると区間タイムで1分くらいの差をつけられてしまいます。

外国人ランナーを配置していないチームは、なんとか粘って3区を終え後半に繋いぎたいですね。

後半は下り基調のコースレイアウトのため、3区終了時までに離されすぎると後半のランナーが強くても挽回が難しくなります。

目安として3区終了時で40秒以上トップから離されたら優勝争いからは脱落とみています。

1.3区に5000mを13分台で走れるスピードとスタミナがある選手を配置できることが一つ(当然この区間でブレーキが起きれば終了です)

そして下りではありますが、長い距離の4区にも5000mを14:10前後で走れるスピードがある選手を配置できる層の厚いチームが優勝すると思います。

出場校と有力チームの戦力分析。

2017全国高校駅伝(男子)出場チーム
タイムランク高校名都道府県予選タイム5000m平均タイム
1佐久長聖長野2:05:4814:09:38
2倉敷岡山2:05:5914:18:47
3大分東明大分2:06:1314:29:06
4世羅広島2:06:2214:27:88
5仙台育英宮城2:06:2814:20:63
6須磨学園兵庫2:06:4914:32:28
7市船橋千葉2:07:0314:37:91
8水城茨城2:07:1314:27:05
9埼玉栄埼玉2:07:1414:30:19
10学法石川福島2:07:1714:12:42

⇑各都道府県大会でのタイムランク上位10チームと、そのチームの5000mの平均タイムです(スマホの方は横画面でご覧ください)

最初に言ってしまいますが、今年は「佐久長聖」「学法石川」「倉敷」の3強対決だと思っています。

佐久長聖(長野)

ここは外国人ランナーはいませんが、エース中谷は5000m13:47のベストを持っていて日本人ランナーでは抜けている存在です。

おそらく1区に起用され、29:10前後で走ってくると思ってますので、ここで後続に20秒くらい差をつけたいところです。

そして3区には本間。彼も5000m13分台で走るランナーです。彼の頑張り次第では3区終了で優勝が決定的になっていることもあり得ます。

ポイント区間1.3区以外も5000m14:10秒台が4人と穴がありません。

メンバー全員が力どおり走れば、優勝できると思いますし大会記録更新(2:01:18)も夢ではありません。

それぐらい今年の佐久長聖は強いです。

学法石川(福島)

このチームも外国人ランナーがいませんが、なんと言ってもメンバー全員が5000m14:19以下という層の厚さが魅力です。

ただし13分台をもっているのはエースの半澤だけなので、爆発力に欠けるのがどうなるか?

4区以降は、佐久長聖と同等(むしろ学法石川の方が強いかも)なので1区半澤と3区(芳賀か?)の激走が必須になります。

トラックのタイムを単純に比較すれば、1区で20秒+3区で15秒=35秒ほど佐久長聖から劣るのですが、前半メンバーの頑張りで3区終了時に佐久長聖と20秒差以内くらいならチャンスはあります。

倉敷(岡山)

昨年の王者で今大会も連覇が狙えるようなチームです。

今年は強烈な大砲を手に入れましたね。

ケニアの留学生フィレモン・キプラガト(1年生)です。

なんと5000mの持ちタイム13:22!!

おそらく3区で一気に追い込んでくるのは間違いないです(区間内タイムでは1分近いアドバンテージを取れるかもしれません)

問題はタイム差で、1.2区でどれくらい佐久長聖と学法石川に離されないかです。

2区終了時で20秒差なら逆転して、さらに30秒くらいの差をつけ後半戦に入れます。こうなると優勝の可能性があります。

50秒以上になると流石に厳しいでしょうね。追いつくくらいが限界ですので後半の力を比べると佐久長聖や学法石川に分があります。

どちらにしても倉敷の場合は1.2区の頑張り次第ということになりそうです。

その他のチームは?

優勝を狙えるかというと、今年は上記3チーム以外はないと思います(3チームともトラブった場合を除き)

一角を崩し3位争いという点であげれば、「大分東明(大分)」「世羅(広島)」「仙台育英(宮城)」「水城(茨城)」などは可能性があります。

個人的には日本人だけの総合力で挑む「水城」に期待しています。

1.3.4区の長い距離を走るランナーはしっかりしてますので、ほかのメンバーの激走があれば面白い存在ですね。

2017全国高校駅伝(男子)の優勝チームは?

優勝校の予想は…

「学法石川」の福島県勢初優勝に期待しました!

正直「佐久長聖」がブレーキなく力どおり走れば厳しいと思いますが、それを覆してくれるような期待が今年のチームにはあります。

まずは1区の半澤が佐久長聖の中谷にどれだけ付いていけるかが最大のポイントです。

ここを乗り切れれば、面白い勝負になると思います。

結果については、大会が終了したらレビュー記事を書きたいと思います。

⇓2017全国高校駅伝(男子)の結果です。佐久長聖が優勝しました。







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