2018箱根駅伝「復路+総合」は青山学院大学が優勝。レースを振り返ります。

2018箱根駅伝「復路+総合」は青山学院大学が優勝。レースを振り返ります。

1/3 箱根駅伝(復路)が行われました。

東洋大学が往路優勝し健闘しましたが、総合優勝は「青山学院大学」の圧勝でした。

この記事では箱根駅伝(復路)を区間ごとに振り返っていきます。

そして最後には、来シーズンの大学駅伝の構図も予想しました。

※各区間の成績表を見る際、スマホの方は横画面にしてご覧ください。

6区 芦ノ湖→小田原中継所(20.8km)

小田原中継所 1位 2位 3位 4位 5位
総合順位 青山学院大学 東洋大学

早稲田大学 法政大学 東海大学
タイム差 00:52 03:46 04:47 05:37
区間順位 小野田(青山学院) 中島(東海) 佐藤(法政) 横井(帝京) 今西(東洋)
区間タイム 58:03 58:36 58:49 59:20 59:31

小野田(青山学院)が区間新に迫るタイムで走り東洋大を逆転、とうとう先頭に!

52秒差をつけました。

さすがは前回も同区間2位で走ったランナーです。

前日の5区山登りに続いて、またも法政のランナー2年の佐藤が好走しました(区間3位)

法政は平地力はないですが山の適応力はすごいですね。5.6区だけなら次回も最強かもしれません。

7区 小田原中継所→平塚中継所(21.3km)

平塚中継所 1位 2位 3位 4位 5位
総合順位 青山学院大学 東洋大学

早稲田大学 法政大学 東海大学
タイム差 03:28 07:50 08:37 09:09
区間順位 林(青山学院) 住田(日体大) 渡邊(東洋) 山本(城西) 内田(國學院)
区間タイム 1:02:16(区間新) 1:04:50 1:04:52 1:05:04 1:05:06

林(青山学院)が区間新で後続との差を大きく広げました。

この記録は凄いですよ!前記録を持っていたのはあの「設楽悠太」ですからね。

彼がこの記録を出した時は10000mを28分の前半か27分台で走っていたような記憶があります。

対して林は10000m 29:05の選手です。コースと距離が合ったのでしょう。

これからスピードを磨けば、ロードでは相当活躍しそうです。

2位との差は03:28差ですから、これでよほどのアクシデントがなければ総合優勝は決定的になりました。

8区 平塚中継所→戸塚中継所(21.4km)

戸塚中継所 1位 2位 3位 4位 5位
総合順位 青山学院大学 東洋大学

東海大学 法政大学 早稲田大学
タイム差 06:15 10:40 11:32 11:45
区間順位 下田(青山学院) 館澤(東海) 山口(日体大) 大石(城西) 野田(順天堂)
区間タイム 1:04:46 1:06:17 1:06:35 1:06:39 1:06:58

もう勝負は決した感がありましたので、興味は下田(青山学院)が現在残る箱根駅伝最古の区間記録を更新できるかになりました。

この8区の区間記録は1997年の山梨学院「古田哲弘」1:04:05です。

単純に1km/3分を少し切るペースで走れば更新できるのですが海岸線を過ぎると登り基調になり、ラストには遊行寺の急坂があるんです。

そしてこの季節は向かい風になることが多い…。

結果的には今回も区間記録の更新はなりませんでした。

さすがに20年以上前の記録なので、そろそろ破る選手が出てきてほしいです。

9区 戸塚中継所→鶴見中継所(23.1km)

鶴見中継所 1位 2位 3位 4位 5位
総合順位 青山学院大学 東洋大学

東海大学 早稲田大学 法政大学
タイム差 05:22 10:19 10:33 10:59
区間順位 清水(早稲田) 堀合(駒澤) 小早川(東洋) 磯田(法政) 湊谷(東海)
区間タイム 1:10:39 1:10:47 1:10:58 1:11:18 1:11:30

10区 鶴見中継所→大手町ゴール(23.0km)

大手町ゴール 1位 2位 3位 4位 5位
総合順位 青山学院大学 東洋大学

早稲田大学 日本体育大学 東海大学
タイム差 04:53 11:30 11:49 12:30
区間順位 子笹(東洋) 橋間(青山学院) 中川(日体大) 伊勢(駒澤) 江島(國學院)
区間タイム 1:11:09 1:11:38 1:11:48 1:11:59 1:12:00

終わってみれば青山学院圧勝!来期はどうなる?

順位 チーム名 総合タイム トップとのタイム差 チーム評価ランク
1 青山学院大学 10:57:39(総合新) S
2 東洋大学 11:02:32 04:53 B
3 早稲田大学 11:09:09 11:30 B
4 日本体育大学 11:09:28 11:49 B
5 東海大学 11:10:09 12:30 S
6 法政大学 11:10:20 12:41 C
7 城西大学 11:12:12 14:33 D
8 拓殖大学 11:12:32 14:53 C
9 帝京大学 11:13:26 15:47 C
10 中央学院大学 11:14:25 16:46 B
ここまでシード権獲得
11 順天堂大学 11:14:39 17:00 B
12 駒澤大学 11:15:13 17:34 B
13 神奈川大学 11:17:08 19:29 A
14 国学院大学 11:18:06 20:27 C
15 中央大学 11:19:26 21:47 D
16 大東文化大学 11:22:58 25:19 C
17 東京国際大学 11:22:59 25:20 D
18 山梨学院大学 11:23:24 25:45 C
19 国士舘大学 11:26:42 29:03 D
20 上武大学 11:32:42 35:03 D
関東学生連合 11:40:02 42:23

⇑が2018年第94回箱根駅伝の総合成績です。

チーム評価ランクとは、私独自の指標で下記のような感じです。
S→優勝候補
A→力通りの走りをすれば優勝があるかも
B→シード権はとれそうだが優勝は難しい
C→なんとかシード権をとりたい
D→今回は経験を積むことが大事

戦前の予想とは違い完全に青山学院の1強でしたね。
その要因は…

○1.2.5区のポイント区間を区間上位で走れる選手がいた。
○その他の区間でもブレーキをしない(今回のチームは全員が区間1桁順位でした)という層の厚さがあった。

という2つの条件を完璧にクリアしたからです。

それは東洋大学にも言えるのですが、東洋の場合5.6.7区で区間上位とはいえ青山学院とは質の差があったことがゴールでの差になった気がしました。

他のチームはこの2つの条件をクリアできなかったので、勝負にならず10分以上の大差をつけられてしまいました。

来期ですが、大学駅伝全体で見ると「青山学院」「東海大」「東洋大」に「早稲田大」が食い込めるか?

という3強+1強?の構図になりそうな気がします。

青山学院の場合は田村、下田のエース二人が卒業しますが層の厚さは抜けていて、そこまで戦力ダウンにはならないと思います。

東海大はやはり長い距離のロード対応に難があり、特に箱根のタイトルを狙うのであれば5区が鬼門になります。

東洋は主力が全員残りますから、間違いなく来シーズンは強いです。

バランスがよくどんなコースでも対応できそうで、3大駅伝全て優勝を狙える位置にいれると思います。

早稲田は佐久長聖高校の中谷など、強い高校生が入ってきますので彼らの成長次第では面白いです。

ただエース格が4年生で卒業してしまい未知数ではありますが…。

大学駅伝もこれで一旦終了です。

10月の出雲駅伝までレースがないのは寂しいですが、今後はトラックシーズンが始まったら、また陸上競技の記事は書いていきますので、ぜひお付き合いください。







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