2018第30回出雲駅伝回顧。シーズン一冠目は青山学院が制す!勝負をわけたのは1区の6秒差・・。

2018第30回出雲駅伝回顧。シーズン一冠目は青山学院が制す!勝負をわけたのは1区の6秒差・・。
[2018/10/9更新] 宿屋「伊勢ピット」オーナーで、元陸上部の趣味ブロガー”おっさー”です。

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2018年の大学駅伝シーズン開幕戦、第30回出雲駅伝が10/8に開催されました。

今年の大学駅伝の勢力図は、青山学院大・東海大・東洋大の3強が中心です。

↓こちらは大会前に書いた出雲駅伝の予想記事です。

出雲駅伝も三強が予想通りに優勝争いを繰り広げ(東海大は早めに脱落しましたが)、最終的には青山学院大が2年ぶりの優勝に輝きました。

この記事では青山学院の優勝で終了した第30回出雲駅伝の回顧をしていきます。

「最後まで青山学院に食い下がった東洋大・・両校の明暗を分けたのは1区のわずか6秒差でした」

第30回出雲駅伝リザルト(総合成績)

はじめに第30回出雲駅伝の総合成績を振り返ります。

順位チーム名総合タイムレース前評価
1青山学院大学2:11:58S
2東洋大学2:12:10S
3東海大学2:13:31S
4拓殖大学2:14:16B
5帝京大学2:15:02C
6中央学院大学2:15:04B
7立命館大学2:15:07C
8城西大学2:15:11B
9日本体育大学2:15:31B
10早稲田大学2:15:34A
11アイビーリーグ選抜2:16:01C
12法政大学2:16:14B
13京都産業大学2:17:47C
14皇學館大学2:18:55D
15日本文理大学2:21:25D
16札幌学院大学2:21:33D
17大阪経済大学2:22:08D
18北信越学連選抜2:22:17D
19札幌国際大学2:22:30D
20広島経済大学2:22:34D
21東北学連選抜2:24:28D

↑が総合成績です。

一番右のレース前評価とは
S→優勝争い
A→三強の一角崩し
B→入賞争い
C→流れに乗れば1桁順位
D→参加することに意義がある

という位置付けです。

予想通り青山学院・東海大・東洋大の三強がTOP3を独占しました。

ただし東海大の3位は、早々に優勝争いからは遅れての結果ですのでちょっと残念でした。「いや、だいぶ残念でした・・」

そしてAランクに評価した早稲田大も1区で出遅れ1桁順位も確保できませんでした。

Cランクとあまり期待していなかった帝京大は特に目立った活躍をしたランナーはいなかったですが、メンバー全員がブレーキ無くまとめ、気づけば5位フィニッシュと大健闘!

立命館大も関東以外の大学で唯一の入賞と意地を見せましたね。

そして、私の住む伊勢市にある初出場の皇學館大も14位と上々の結果。

これは「伊勢市民の誇り!!」

昨年は夏のような暑さに見舞われ棄権する大学も出てしまいましたが、今回は天候に恵まれ(やや暑そうでしたが)全チーム完走を果たしました。

そして最後まで優勝争いが繰り広げられ、とても面白い大会であったと感じました。

青山学院・東洋大・東海大 三強のそれぞれ。

ここからは青山学院・東洋大・東海大、三強の戦いに絞って振り返っていきます。

区間選手名(学年)総合タイム(通過順位)区間タイム(区間順位)
1区橋詰 たいせい(4)23:15(1)23:15(1)
2区鈴木 塁人(3)39:41(1)16:26(1)
3区森田 歩希(4)1:05:02(1)25:21(2)
4区吉田 圭太(2)1:23:02(1)18:00(1)
5区生方 敦也(3)1:41:50(1)18:48(2)
6区竹石 尚人(3)2:11:58(1)30:08(2)

↑が優勝した青山学院の区間ごとの成績です。

1区の橋詰でトップに立ち、一度も先頭を譲らずにゴール!レース展開としてはパーフェクトといえる内容でした。

個人の成績をみても全員が区間順位1.2位と全く隙なし。

東洋大との差は12秒でしたが、タイム差以上に強いと思わせる素晴らしいレースでした!


 

区間選手名(学年)総合タイム(通過順位)区間タイム(区間順位)
1区相澤 晃(3)23:21(2)23:21(2)
2区西山 和弥(2)40:15(3)16:54(6)
3区山本 修二(4)1:05:38(3)25:23(3)
4区小笹 椋(4)1:23:47(2)18:09(4)
5区今西 駿介(3)1:42:17(2)18:30(1)
6区吉川 洋次(2)2:12:10(2)29:53(1)

↑2位に敗れた東洋大の区間ごとの成績です。

青山学院にはわずかに及びませんでしたが最終6区まで優勝争いをし、負けて強し!と思わせる内容でした。

個人の区間順位も上位を占め、力通りの走りができていたと私は感じました。

1区でリードしていたら・・、アンカーに入った段階での差があと少し短かったら・・非常に惜しいレースでした。


 

区間選手名(学年)総合タイム(通過順位)区間タイム(区間順位)
1区西川 雄一朗(3)23:35(6)23:35(6)
2区館澤 りょうじ(3)40:04(2)16:29(2)
3区中島 怜利(3)1:06:16(4)26:12(12)
4区關 颯人(3)1:24:22(4)18:06(2)
5区郡司 陽大(3)1:43:13(3)18:51(3)
6区湯澤 舜(4)2:13:31(3)30:18(4)

↑3位の東海大の区間ごとの成績です。

昨年は圧倒的な強さで優勝しましたが、今年は優勝争いには一切参加できず3位キープがやっとという印象でした。

敗因は1区で20秒差をあけられてしまった事。

青山(橋詰)・東洋(相澤)と比べるとやや力差があったので仕方がないといえば仕方がないですが・・。

致命的だったのが3区でブレーキを起こしてしまった事。

4.5.6区のメンバーは力通り走れていましたので、この3区ブレーキがなければもう少し優勝争いに顔を出せたかも。

いずれにしても東海大は、出雲駅伝不参加の上級生のエース格が復調してこないという感じですね。


パーフェクトに近いレースをした青山学院でしたが、勝利を掴んだポイントが3つあります。

①1区橋詰が6秒差とはいえ、東洋大より先に2区に繋げた。

今回の出雲駅伝で、最も重要なポイントが実はここ。

青山(橋詰)と東洋(相澤)の実力はほぼ互角、先に仕掛けたのは相澤でした。

一時は離されかけた青山(橋詰)でしたが、諦めずに追走し逆転。先頭で2区に入りました。

この先頭で2区に入った事で・・

②2区鈴木塁人の頭脳的な走りが生まれた。

青山(鈴木)は襷を受けると急加速し、東洋(西山)との差を一気に広げます。

2区の二人も実力的には互角で(むしろこの距離では西山が上か)あまり差はつかないと読んでいましたが、焦ったのか東洋(西山)は普段の走りができませんでした。

結果的に2区終了時点で東洋大に35秒近く差をつけ3区へ入りました。

この出雲駅伝、実力が競ったチーム同士のタイム差のデッドラインは30秒とみていますので、この時点でデッドライン以上の差をつけたことになります。

③アンカー竹石の走りが実に冷静沈着だった。

東洋の3.4.5区が力走したことで、アンカーに入った時点での青山と東洋の差は27秒。

トラックでの力では東洋(吉川)がやや上で逆転の可能な差でした。

東洋(吉川)は襷を受けてすぐに猛追し、出雲大社前あたりでは4.5秒まで差が詰まりました。

しかし、この時の2人の表情をみていて「あ、勝負あった」と私は感じました。

差を詰められているのに、涼しい顔をして走っている青山(竹石)と大量の汗をかいている東洋(吉川)

まるで竹石は「追いつかれそうになったら本気出すか」と言っているかのような余裕を感じたのは私だけ?

結果的に浜山公園前の登りで再び差が開き、東洋は力尽きました(ただし吉川の攻めた走りは評価できます!)

二冠目、全日本大学駅伝はどうなる?

青山学院のパーフェクトといえる内容で終わった出雲駅伝ですが、もう一ヶ月後の11/4には全日本大学駅伝があります。

今回の出雲駅伝を見た印象では、やはり今シーズンは三強(ただし東海大は上級生のエース格が戻れば)の構図です。

今年から区間配置が大幅に変更されるので正直予想が難しいですが、三強の上位独占が濃厚とみています。

また登録メンバー・区間オーダーが出ましたら予想の記事を書きますので、その際にお会いしましょう!

今回の記事は以上です。







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