2018MLB 7月パワーランキング TOP10

宿屋オーナーでメジャーリーグ大好き(ヤンキースファン)趣味ブロガー「おっさー」です。
野球少年でしたが、バッティングはからっきしでダメでホームランを打ったことがありません(汗)
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2018年のメジャーリーグ、レギュラーシーズンも2/3が終わり佳境に入ってきました。
この記事を書いている現地時間7/31はトレードデッドライン!今年も大物の移籍がありました。
そして開幕から不動であったランキングTOP3にも動きが・・。
⇓は6月のパワーランキングです。まだの方は先に読んでね。
先に書いてしまいますが、ヤンキースはランクダウン・・A・ジャッジの骨折離脱が痛すぎる。
思わず「なんて日だ!!」とバイキング小峠のセリフを叫んでしまいました。
そして、先ほども書いた通りトレードが終了しましたので、今月はトレードの新加入選手について+αで紹介していきます。
では、ランキングをどうぞ!
Contents
第1位ボストン・レッドソックス(前回3位↑)
チーム防御率3.47(MLB2位タイ)
チーム打率.268(MLB1位)
ラファエル・デバース(3B)、クリスチャン・バスケス(C)など故障者は若干出ていますが、とにかく攻撃陣の主力が凄い!
ムーキー・ベッツ(OF)、JD・マルチネス(DH)、アンドリュー・ベニンテンディ(OF)あたりまでは打率3割超えてきそうです。
そして開幕前はクリス・セール頼みだ!と言ってしまった先発ピッチャーがきっちり仕事をしています。
現状、主力に大きな故障者がなく、投打のバランスがMLBで最もよい。
この記事を書いているすぐ後の対ヤンキース戦シリーズで勝ち越すようなことがあれば、地区優勝がかなり有力になります。
イアン・キンズラー(2B)・・・エンゼルスより獲得。
本来の二塁手である、ダスティン・ペドロイアが長期離脱している事で、セカンドを補強してくるだろうとは思いましたがキンズラーは意外でした。
キンズラーの補強自体はOKだと思いますが、それよりもブルペン陣(特にセットアップマン)の方が優先な気がしましたが、ブルペンの補強はありませんでした。
このセットアップマンの手薄さだけが、アストロズやヤンキースより唯一劣っているところかな。
第2位ヒューストン・アストロズ(前回1位↓)
チーム防御率3.08(MLB1位)
チーム打率.257(MLB5タイ位)
相変わらず黄金の先発ピッチャー5人は健在なので、ランキング1位の座を譲ることは考えにくかったのですが事件です!
球界の宝とも言えるホセ・アルトゥーべ(2B)がDL入りしました。
しかも膝痛ということですので、どの程度の怪我なのかわかりませんが、彼がいるといないではチームの質が全く違います。
その証拠にアルトゥーべがDL入りしてから連敗で、気がつけばマリナーズとアスレチックスの姿がすぐ後ろに・・。
さすがにプレーオフ進出は逃さないでしょうが、地区優勝を奪われるとなるとワンデープレーオフがありますからね。
とにかくアルトゥーべがいない現在、チームの底力が試されます。
ロベルト・オスーナ(P)・・・ブルージェイズより獲得。
ついにアストロズは元クローザーのケン・ジャイルズを見限りましたね。
まぁ、ジャイルズが放出されるのは少々遅かったくらい。代わりにブルージェイズのクローザーであるロベルト・オスーナを獲得。
このオスーナの補強も正解だと思います。
昨年はジャスティン・バーランダー(正確にはトレードではない)の獲得で話題をさらったアストロズでしたが、今年はおとなしい7月でした。
故障者さえ戻って来れば、ほぼ欠点のないメンバーですからね。
第3位ニューヨーク・ヤンキース(前回2位↓)
チーム防御率3.56(MLB4位)
チーム打率.256(MLB8位タイ)
オールスター明けからどうも調子が上がりません。
気がつけばレッドソックスの背中が霞んできました。
まずエースのルイス・セベリーノが2戦とも打ち込まれてノックアウト・・前半戦の疲れかなぁ。
そして、ヤンキースもアストロズ同様に事件が!
なんとチームの顔である主砲アーロン・ジャッジ(OF)が手を骨折してしまいました。
幸い1ヶ月ほどで復帰できる予定ですが、この離脱は対レッドソックスを考えるとキツすぎます。
とにかく現地8/2からのアウェイのレッドソックス4連戦を全部とる!くらいでないと厳しい。
AJ・ハップ(P)・・・ブルージェイズより獲得。
このハップの補強は大正解!!
弱点である先発ピッチャーの安定に相当プラスです。
そしてハップはレッドソックスにとても強い。もしヤンキースが大逆転するならば彼がキーになってくる。
そしてツインズからもう一人の先発ピッチャー、ランス・リンを獲得。
リンもカージナルス時代は相当な成績をあげましたから復調すれば面白いです。
私が獲得を推していたメッツのジェイコブ・デグロム(P)はトレード要因の見返りがキツすぎて断念したようですね。
第4位シカゴ・カブス(前回4位→)
チーム防御率3.77(MLB7位)
チーム打率.266(MLB2位)
相変わらず投打の主役である、クリス・ブライアント(3B)とダルビッシュ有(P)が故障者リストから戻ってきませんが、チームは地区首位をキープです。
好成績の要因はもちろん打力です。
特にアルバート・アルモーラjr(OF)、ハビア・バイエズ(2B)が絶好調でブライアント不在を見事に埋めています。
ナショナルリーグにおいて攻撃力は一枚抜けているでしょう。
同地区のライバル、ブルワーズが強烈な投手陣を誇りますのでこの争いは面白いですね!
コール・ハメルズ・・・レンジャーズより獲得。
やはり手薄な先発ピッチャーを補強してきましたがハメルズかぁ・・。
確かに経験はある投手ですが、これからの優勝争いやプレーオフを勝ち抜くには少々役不足。
まぁ、カブスはトレードの交換要員がいませんからね。強力な投手は獲得できなかったのでしょう。
ダルビッシュの復帰&復調がないとワールドチャンピオンは厳しいですね。
第5位ロサンゼルス・ドジャース(前回10位↑)
チーム防御率3.47(MLB2位タイ)
チーム打率.242(MLB19位)
昨シーズンのナショナルリーグチャンピオンがいよいよ本領発揮でランキングも5位まで上昇してきました。
前半は野戦病院のような状態だった投手陣が揃ってきて、いつに間にか防御率はMLB2位です。
問題は野手ですが、再びジャスティン・ターナー(3B)が故障者入り、そして今シーズン絶望となったコーリー・シーガー(SS)の穴が埋めきれていませんでした。
が、オリオールズからマニー・マチャドを獲得!今期のトレードで最大の大物獲得となりました。
これで弱点らしきポジションはなくなり、地区優勝→2年連続のワールドシリーズに向けて視界良好と言えるでしょう。
マニー・マチャド(SS)・・・オリオールズより獲得。
今のドジャースが最もほしかった人材です。
鉄壁の守備を誇り、打っても中軸を任せれるショート。
おまけに単年契約で来季コーリー・シーガーが復帰してきても被らない。
FA前に優勝請負人となれるでしょうか?
第6位クリーブランド・インディアンズ(前回6位→)
チーム防御率3.96(MLB15位)
チーム打率.259(MLB4位)
安定の先発ピッチャー陣と、ホセ・ラミレス(3B)、フランシスコ・リンドー(SS)の強力な内野2人に負んぶに抱っこ状態ですが、この地区はインディアンズで決まりなので、プレーオフをどう戦うかにすでにシフトしていいでしょう。
弱点は昨シーズン鉄壁を誇ったリリーフピッチャーです。
アンドリュー・ミラーは戻ってこれるのでしょうか? そしてコディ・アレンの復調は?
さらに、攻撃陣のバランスの悪さです。
ラミレス、リンドー、ブラントリーを抑えらると、上位チームから得点を奪える気がしません。
ブラッド・ハンド(P)・・・パドレスより獲得。
このブラッド・ハンドは地味(パドレスだったし)ですがいいピッチャーですよ!
大正解な補強だと思います。
これでミラーやアレンが昨年のような状態のなれば、上位のチームでも得点を取ることは難しい。
そして、タイガースからレオニス・マーティーン(OF)を獲得しましたが、最近の成績を見ると、あまり有効な補強ではないなぁ。
第7位ミルウォーキー・ブルワーズ(前回10位↑)
チーム防御率3.60(MLB5位)
チーム打率.247(MLB16位)
ここまでナショナルリーグではカブスとともに最も安定したシーズンを送ってきました。
ナショナルリーグは、現在7チームくらいがプレーオフ争いで団子状態ではあるのですが、私はブルワーズはプレーオフに進むと思います!
プレーオフの際は、ナショナルリーグでナンバーワンと言っていいブルペンを持っていますので、もしかするとワールドシリーズ進出なんてことも。
ただし、先発陣が安定感はあるけど、ゲームを支配するような投手がいない。
トレードでもこの課題を埋めるような補強はできませんでした。
ジョナサン・スコープ(2B)・・・オリオールズより獲得。
今シーズンこそ、あまり打てていませんが、スコープの獲得はよい選択だったと思いますね。
SS が弱いので、本来ならば同じくオリオールズからマニー・マチャドを獲得したかったのですが、ブルワーズはあまりマイナー組織が強くないのでドジャースに攫われてしまいました。
ただ、スコープもSS守れますし、本来の調子を出せばかなりの打者ですので期待しましょう。
そして、ロイヤルズからマイク・ムスタカス(3B)も獲得。
先発投手は取れそうにないから、攻撃で補う作戦ですね。
かなり本気モード!
第8位フィラデルフィア・フィリーズ(前回圏外↑)
チーム防御率3.82(MLB8位)
チーム打率.237(MLB26位)
想定より早い段階でプレーオフ進出が見えてきました。
似たようなチーム状況のブレーブスはトレードは静観だったのですが、フィリーズは勝負モードに突入です。
勝負モードに入ったことにより、今月のランキングもUP!
先発ピッチャーは、ジェイク・アリエタとアーロン・ノラの2枚看板で試合をコントロールできます。
若い攻撃陣もまずまず好調。やはり鍵は経験豊かなベテランですね。
アズドルバル・カブレラ(SS)・・・メッツより獲得。
好守、巧打のベテランSSです。
これはいい補強ですね。レギュラーSSのスコット・キンガリーではプレーオフを意識するならば非力すぎる。
そして、ブルージェイズから中継ぎのアーロン・ループを。
レイズからベテランキャッチャーのウィルソン・ラモスを獲得。
個人的には勝負するのがちょっと早いかな?という感じもしますが、これで地区優勝の最有力です。
第9位アトランタ・ブレーブス(前回9位→)
チーム防御率3.89(MLB10位)
チーム打率.261(MLB3位)
この記事を書いている段階ではフィリーズが首位ですが、今後もナショナルリーグ東部地区は2チームのデッドヒートが続くでしょう。
(ナショナルズはかなり厳しくなってきました)
ブレーブスは、ナショナルリーグ東部地区では先発ピッチャーが最もしっかりしている。
特にショーン・ニューカムはいいですねー。
先日のドジャース戦では、ノーヒッターまであと一人のところまでいきましたし。
そして、相変わらず若い攻撃陣が好調であり投打のバランスがいいです。
課題は優勝争いなどしたことがない経験不足くらい。
味のあるベテランを補強することも選択できたのですが、トレードでは大きな動きは見せませんでした。
本当の勝負は来シーズン以降と考えているのでしょう。
※ブレーブスは記事にするような大きなトレードがありませんでした。
第10位シアトル・マリナーズ(前回7位↓)
チーム防御率4.02(MLB17位)
チーム打率.256(MLB8位タイ)
オールスター前までは絶好調だったのですが、ここにきて若干停滞気味。
好調だった最大の要因と考えられるクローザーのエドウィン・ディアスの登板過多が心配です。
そして、やはりマリナーズらしい(メジャーで最も長くプレーオフに出ていない)肝心な時期での勝負弱さが懸念されます。
トレードで積極的に動いたのでギリギリでランキングは10位に入れましたが、そのトレードが空回りすると次月は圏外か・・・。
アダム・ウォーレン(P)・・・ヤンキースより獲得。
ヤンキースではブルペンが豪華すぎた為に、そんなに目立つ存在ではありませんでしたが本来ならセットアップマンを任せられるピッチャーです。
これはいい補強!ディアスの負担が少し減ります。
ツインズから同じくブルペン投手のザック・デュークを獲得。
さらにマーリンズからキャメロン・メイビン(OF)・・イチローさんをロースターから外した意味がないような。
まとめ。
7月が終わり、トレードが終わるといよいよ「レギュラーシーズンの勝負な時期がきた!」と感じます。
今シーズンのトレードはマニーマチャド以外はそんなに大物の移籍はありませんでした。
個人的にはナショナルズのブライス・ハーパー(OF)とか、メッツの両エースである、ジェイコブ・デグロム、ノア・シンダーガードあたりが動いてくれたらと思っていたのですが・・。
それにしても昨シーズンと違い、現状で地区優勝が決定的なのはアメリカンリーグ中地区のインディアンスのみで(昨シーズンは同時期3/6地区優勝が決まっていた)見る側にとっては楽しいです。
8月が終わる頃には、地区優勝が決まるところが増えるか?
まだまだ混戦状態が続くのか?
ますます目が離せませんね!
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