2018 第50回全日本大学駅伝を展望します。大幅な区間リニューアルで東洋大が出雲の借りを返す!

2018 第50回全日本大学駅伝を展望します。大幅な区間リニューアルで東洋大が出雲の借りを返す!
[2018/11/4更新]
2018第50回全日本大学駅伝は終了しました。

宿屋 伊勢ピットオーナーで、趣味ブロガーの”おっさー”です。

全日本大学駅伝はネット配信ありです!

「AbemaTVありがとう!」地元開催なのに映像で見れないところでした・・。
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さぁ、11月になって秋も深まり陸上競技もいろいろなロードの大会が開催されます。

ロードシーズンの中でも最大級の注目戦と言っていいのが11/4日に行われる、第50回全日本大学駅伝です。

全日本大学駅伝はこれまで区間配置を何回か繰り返してきましたが、この50回目の節目にとんでもない大幅な変更をしてきました。

これは各校の監督さん、区間エントリーめちゃくちゃ悩むと思いますよ!

この記事ではそんな大幅な区間配置変更がされた、第50回全日本大学駅伝の予想をしていきます。

今年の大学駅伝シーズンは青山学院大学・東洋大学・東海大学の3強の構図です。

この全日本大学駅伝も優勝という観点で言えば3強から出るでしょう。

10月の出雲駅伝で見せ場十分だった東洋大がやや優勢か・・「今回も東洋大を応援することにしました!」

それでは予想記事をどうぞ!

全日本大学駅伝のコースと勝負のポイント。

では初めに、全日本大学駅伝のコースと勝負のポイントを書いていきます。

↑が全日本大学駅伝のコースで、スタート名古屋市の熱田神宮前→ゴール三重県伊勢市、伊勢神宮内宮前の106.8kmです。

スタート地点からゴール地点は昨年までと同じなのですが、変わったのは区間の配置です。

まず昨年、第49回までの区間配置を見てみましょう。

1区14.6km 熱田神宮西門前→弥富市・喫茶シャロウ前
2区13.2km 弥富市喫茶・シャロウ前→三重県川越町・高松
3区9.5km 三重県川越町・高松→四日市市・六呂見町
4区14.0km 四日市市・六呂見町→鈴鹿市・寺家
5区11.6km 鈴鹿市・寺家→津市・上浜町
6区12.3km 津市・上浜町→松阪市・曽原町
7区11.9km 松阪市・曽原町→松阪市・豊原町
8区19.7km 松阪市・豊原町→伊勢神宮内宮宇治橋前

↑のような区間配置で、長い区間順に並べると8→1→4→2→6→7→5→3となります。

この区間配置では最長区間こそアンカー8区ですが、前半の4区までに長い区間が多く設定されていることがわかります。

前半4区までにスピードランナーを起用し、優勝争いのデッドライン(私の見解ですが1分〜1分10秒くらいの差)をライバル対しつけ、5〜7区はブレーキのないように安全に走り、アンカーはスタミナ豊富な強いランナーを起用する。

というのが、これまでの定石でした。

それが今回(第50回)から以下のように区間変更されます。

1n区9.5km 熱田神宮西門前→名古屋市港区・藤前
2区11.1km 名古屋市港区・藤前→桑名市・長島スポーツランド前
3区11.9km 桑名市・長島スポーツランド前→四日市市・羽津
4区11.8km 四日市市・羽津→鈴鹿市・林崎町
5区12.4km 鈴鹿市・林崎町→津市・河芸町
6区12.8km 津市・河芸町→津市・藤方
7区17.6km 津市・藤方→松阪市・豊原町
8区19.7km 松阪市・豊原町→伊勢神宮内宮宇治橋前

この新区間配置を長い区間順に並べると8→7→6→5→3→4→2→1となります。

基本的にゴールに向かうにつれて、区間の距離が長くなるのがわかります。

これは駅伝の区間設定としては画期的で、大体どのレースでも前半の1区2区あたりにエース区間か準エース区間を設定するんですよね。

しかし今回からの全日本大学駅伝は真逆。

これはあまり例のない区間設定なので、各校の監督は悩みますよ!

というのも長い距離の7区8区あたりにチームのエースを配置したいところですが、短いからと言って前半の区間をあまり手薄にすると、エースに襷が渡った時にはタイム差デッドラインを超えていてすでに勝負あり・・なんてことも。

逆に前半の短い距離の区間にエース級を配置し過ぎてしまうと、7.8区にライバルが大砲選手を持ってきた際にタイム差デッドラインのリードでは足りなくなる・・なんてことも。


ということで、かなりトリッキーな区間配置に様変わりする全日本大学駅伝。

勝負のポイントは「監督の采配」です。

あまり前例のない終盤に長距離区間が集中した駅伝。

その初回なので監督の采配は超重要です!(もちろん本質はランナーの力ですが)

ポイント区間は1.2.8区です。

やはり駅伝=先行逃げ切りは定石。

1区は陸橋などのアッダウンが結構多くテクニカルです。

2区も陸橋のアップダウン+最後は木曽大橋で気象コンディションによっては強烈な向かい風になります(1区もこの季節は向かい風になりそう)

1.2区は距離は短くても意外とタイム差がつく区間だと思います。

唯一コース変更がない8区はラストは伊勢神宮に向かう登りもあり、大砲がいるチームにとっては大逆転の可能性を残すタフな区間です。

ちなみに先日、自転車で全日本大学駅伝のコースを走って実際に体感してきました。

↓がダイジェストなので見てくださいね。

Relive ‘全日本大学駅伝コース’

第50回全日本大学駅伝の出場校と戦力分析。

では第50回全日本大学駅伝の戦力を見ていきましょう!

一番右のランクとは?
S→優勝争い
A→3位争い
B→シード権争い
C→流れに乗れば1桁順位
D→参加することに意義がある

という位置づけです。

ナンバー 大学名 地区 出場回数 ランク
1 神奈川大学 関東 17 B
2 東海大学 関東 31 A
3 青山学院大学 関東 8 S
4 駒澤大学 関東 25 A
5 東洋大学 関東 26 S
6 中央学院大学 関東 12 B
7 札幌学院大学 北海道 25 D
8 東北大学 東北 13 D
9 早稲田大学 関東 24 B
10 法政大学 関東 11 B
11 国学院大学 関東 6 B
12 城西大学 関東 7 B
13 明治大学 関東 12 C
14 帝京大学 関東 11 B
15 日本体育大学 関東 40 B
16 順天堂大学 関東 23 B
17 日本大学 関東 40 C
18 新潟医療福祉大学 北信越 初出場 D
19 愛知工業大学 東海 17 D
20 皇學館大学 東海 2 D
21 立命館大学 関西 30 C
22 京都産業大学 関西 46 C
23 大阪経済大学 関西 22 D
24 広島経済大学 中国四国 22 D
25 第一工業大学 九州 23 D
26 日本学連選抜 日本学連
27 東海学連選抜 東海学連

今シーズンは青山学院・東洋・東海の3強と冒頭に書きましたが、この全日本大学駅伝は東海大は優勝となるとやや厳しいと思います。

ということで、優勝するのは青山学院か東洋のどちらかになります!

11/2各校の区間エントリーが発表されました!

なお当日メンバー変更として3人まで認められています(エントリーメンバー⇆補員の交換のみ、区間エントリーメンバー同士の交代はもうできません)


10月の出雲駅伝を制し、スピードもあることを見せつけた青山学院ですが、長い区間が増えたのはのぞむところ。

スピード・スタミナもバランスがよく穴がありません。

あとは原監督がどのような区間エントリーをしてくるかに興味が集まりますが、やはり前半型オーダーを組んでくる事を予想します。

昨年は序盤の失敗で優勝争いに加われませんでしたからね。

区間 氏名(学年) 10000m PB(5000m) 10000m SB(5000m)
1区 湯原 慶吾(1) 30:15 (14:00)
2区 神林 勇太(2) (13:58) (13:58)
3区 鈴木 塁人(3) 28:31 29:06
4区 林 奎介(4) 29:05 29:27
5区 吉田 ゆうや(3) 29:17 29:44
6区 吉田 圭太(2) 29:25 (13:56)
7区 岩見 秀哉(2) 29:27 (14:03)
8区 梶谷 瑠哉(4) 28:43 28:43

11/2 追記
原監督、かなり他校の様子を見てきましたね!
橋詰・森田・竹石を補員においていますので、1.5.7区あたりにそれぞれ当日エントリー変更してきそうです。
予想通りのメンバーになれば1区〜8区まで抜け目ないバランスのいいオーダーです。
力通りに走れば優勝する可能性は高いでしょう!
個人的に若干不安なのが8区梶谷・・彼はトラックこそ強いですが、昨年の駅伝は実績残せていませんからね。
タフな8区で僅差な展開ですとどうでしょう??

東洋大も10月の出雲は青山学院に敗れましたが見せ場十分で、この全日本大学駅伝も間違いなく優勝争いに絡むでしょう!

相澤・山本・西山の3本柱をどこの区間に配置するか?

出雲は超前半型のオーダーがやや裏目に出ましたので、後半型にしてくる可能性もあります。

区間 氏名(学年) 10000m自己ベスト 10000mSB(5000m)
1区 田上 健(2) 29:45 29:45
2区 西山 和弥(2) 28:35 28:35
3区 今西 駿介(3) 29:17 29:17
4区 浅井 崚雅(2) 29:35 29:35
5区 渡邊 奏太(3) 28:59 (13:43)
6区 鈴木 宗孝(1) 29:17 29:17
7区 吉川 洋次(2) 28:53 29:04
8区 相澤 晃(3) 28:17 29:06

11/2 追記
3本柱の一人である山本とキャプテン小笹を補員にしています(山本が1区かな?)
割と大人しいというか出雲駅伝のような攻撃的な布陣にはしてきませんでした。
7区に入るあたりまで青山学院にリードされていても40秒差以内くらいに抑えていけば逆転の可能性もあります。
中盤3〜6区の繋ぎ区間がどれだけ踏ん張れるかに優勝はかかってきそうです!

東海大は出雲駅伝に続いてエース格の阪口がエントリーされていません。

彼がいないのは痛いですが、前半の短めの区間に3年生4天王(關・館澤・鬼塚)を並べてくるかもしれません。

そこで大きなリードを築けたら面白いですが、ちょっと今回は厳しいかな?・・と私はみています。

区間 氏名(学年) 10000m自己ベスト 10000m SB(5000m)
1区 塩澤 稀夕(2) 28:36 (14:36)
2区 關 颯人(3) 28:23 (13:53)
3区 館澤 りょうじ(3) 29:50 (13:53)
4区 西田 壮志(2) 29:07 29:07
5区 鬼塚 翔太(3) 28:17 29:14
6区 郡司 陽大(3) 29:05 29:26
7区 湊谷 春紀(4) 28:41 30:03
8区 湯澤 舜(4) 29:13 29:19

11/2 追記
私の予想通り、前半型の攻撃型オーダーを組んできました。
1区〜3区のメンバーは相当に強力です。
かなり難しいですが、東海大が勝つとすれば1区〜3区のメンバーでデッドラインである1分差をつけれた時。
3区終了時で先頭にいないような展開だと今回はシード狙い・・という事が濃厚になりそうです。

東洋大の出雲のリベンジに期待!

昨年までの前半型コースであれば優勝予想は青山学院にしていましたが、今回のトリッキー区間配置では若干不安が残るんですよね・・。

対して東洋は前半型の攻撃的オーダーでも、後半型の守備オーダーでも対応できそう。

東海は超前半型の攻撃的オーダーを組んできたら面白いかもしれません。

それと箱根駅伝の予選会を圧勝で突破した駒沢も、スケジュールはきついですが3強の一角崩しまでならあると思います。

という事で全日本大学駅伝、私の優勝予想は東洋大です。

はたして結果やいかに??

私も当日は伊勢市駅あたりで観戦します!

今回は以上で、レースが終わりましたら回顧記事を書きますので、また訪れてください。

11/5 ↓こちらで全日本大学駅伝のレース回顧をしています。合わせて読んでくださいね。







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