2018第50回全日本大学駅伝回顧。抜群の安定感で青山学院が制す!やはり駅伝はスタートが肝心。

2018第50回全日本大学駅伝回顧。抜群の安定感で青山学院が制す!やはり駅伝はスタートが肝心。
[2018/11/5更新] 宿屋 伊勢ピットオーナーで、ブロガーの”おっさー”です。

全日本大学駅伝、初めて生で観戦できましたよ!

宇治山田駅前にて(写真は地元皇學館大の通過する瞬間です)

東京の箱根駅伝のような混雑なく、選手の表情まで近くで見れました!感激です!

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2018第50回の全日本大学駅伝は区間の配置が大幅に変更され、どうなるのか予想が難しかったレースですが、結果的には青山学院大が制しました。

↓こちらがレース前に優勝予想をした記事です。セットで読むと楽しいですよ!

これで10月に出雲駅伝に続きシーズン二冠目。残りの箱根駅伝は最も適性がありそうなので三冠が濃厚になってきました。

1〜3位もシーズン3強である青山学院・東海大・東洋大が占め波乱にはなりませんでしたね。

この記事は、青山学院の優勝で幕を閉じた第50回全日本大学駅伝の回顧をしていきます。

いくら後半の区間が長いといっても、結局駅伝はスタートが肝心だという事を改めて思った大会でした。

第50回全日本大学駅伝リザルト(総合成績)

まずはじめに、第50回全日本大学駅伝の総合成績を振り返ります。

順位
チーム名総合タイムレース前評価
1青山学院大学5:13:11S
2東海大学5:15:31A
3東洋大学5:15:57S
4駒澤大学5:17:29A
5帝京大学5:18:34B
6國學院大学5:19:50B
7法政大学5:20:21B
8城西大学5:20:29B
9明治大学5:20:37C
10神奈川大学5:21:06B
11日本大学5:21:08C
12日本体育大学5:21:39B
13順天堂大学5:22:14B
14中央学院大学5:22:18B
15早稲田大学5:23:21B
16立命館大学5:24:46C
17京都産業大学5:32:23C
18皇學館大学5:35:06D
19愛知工業大学5:38:14D
20広島経済大学5:40:14D
21第一工業大学5:40:21D
22大阪経済大学5:41:44D
23札幌学院大学5:44:34D
24新潟医療福祉大学5:46:46D
25東北大学5:49:34D
日本学連選抜5:26:50
東海学連選抜5:36:34

↑こちらが総合成績です。

一番右の欄「レース前評価」とは・・
S→優勝争い
A→3位争い
B→シード権(8位以内)争い
C→流れに乗れば一桁順位
D→参加する事が大事

という位置付けです。

区間配置がトリッキーになりましたが、10月の出雲駅伝に続いて3強(青学・東洋・東海)が1∼3位を独占。

S.Aランクと予想した大学が力をみせ、大きな波乱はありませんでした。

ただし、私が予想記事で優勝予想チームにあげた東洋大は2区終了時で早々に優勝は難しい展開になってしまい残念!

敗因は前半の失敗です。

やはり区間距離が短いといっても駅伝は先行逃げ切りが定石・・ちょっと後半に主軸を置きすぎた感は否めませんでした。

その代わり「今回は厳しい戦いになる」と思っていた東海大が7区まで先頭にいる大健闘を見せました。

東海大のおかげでレースが終盤まで盛り上がりました!

Bランクとしたチームの中では帝京大が出雲駅伝と同じ5位。

爆発力こそないですが実に安定していてTOP3も不可能ではない総合力がありますね。

逆にBランクに評価したチームの中で最下位に沈んでしまった早稲田大は、3区中谷以外は全員区間順位が二桁と全くいいところがありませんでした。

強い(強くなるだろう?)1年生が多く、2.3年後を見据えているのでしょうが現状トラックのスピードを駅伝では発揮できていません。


大きな区間配置変更が実施されて初めての今大会。

区間が進めば進むほど距離が長くなる、トリッキーなコースに生まれ変わりました。

でも、駅伝はこのような区間配置の方が面白いかも知れませんね!

終盤まで勝負がわからず観る側としては盛り上がります。

暮れの高校駅伝などは3区まででほぼ勝負が決してしまうので、思い切って全日本大学駅伝のような改革を望みます。

青山学院・東海大・東洋大 三強のそれぞれ。

ここからは3強、青山学院・東海大・東洋大の戦いに視点を絞って振り返っていきましょう!

まずは優勝した青山学院からです。

区間選手名(学年)総合タイム(通過順位)区間タイム(区間順位)
1区小野田 勇次(4)27:29(2)27:29(3)
2区橋詰 たいせい(4)59:50(2)32:21(5)
3区鈴木 塁人(3)1:34:32(2)34:42(3)
4区林 奎介(4)2:08:59(2)34:27(2)
5区吉田 ゆうや(3)2:45:22(2)36:23(1)
6区吉田 圭太(2)
3:22:51(2)37:29(1)
7区森田 歩希(4)4:14:27(1)51:36(2)
8区梶谷 瑠哉(4)5:13:11(1)58:44(3)

↑こちらが青山学院の通過順と個人成績です。

区間順位が全員5位以内と凄まじい安定感でした。

7区まで東海大を追う展開でしたが、タイム差は常に40秒以内で7.8区の力を考えれば6区終了時でほぼ勝負ありでした。

しかし7区キャプテン森田の冷静さは凄いですね!

沿道の窓に写る自分の姿をみつつフォームをチェックし、まるで東海大など見ていないような余裕を感じました。

さすがは駅伝男です。

シーズン三冠に向け、残りは最も青山学院に適性が高いであろう箱根駅伝。

現状では2回目のシーズン三冠が濃厚と言っていいいでしょう!


続いて6区終了まで先頭を走りレースを盛り上げた東海大です。

区間選手名(学年)総合タイム(通過順位)区間タイム(区間順位)
1区西川 雄一朗(3)27:31(3)27:31(4)
2区關 颯人(3)
59:46(1)32:15(4)
3区館澤 りょうじ(3)1:33:55(1)34:09(1)
4区西田 壮志(2)2:08:33(1)34:38(3)
5区鬼塚 翔太(3)2:44:58(1)36:25(2)
6区郡司 陽大(3)3:22:40(1)37:42(2)
7区湊谷 春紀(4)4:16:25(2)53:45(9)
8区湯澤 舜(4)5:15:31(2)59:06(4)

↑こちらが東海大の通過順と個人成績です。

前半3区終了までは、ほぼ理想通りの展開で推移したのではないでしょうか。

しかし7.8区の力を考えれば、6区終了時で青山学院に対し最低でも1分(できれば1分半)は差がほしかったところ。

4∼6区で前半戦のリードをほぼ使い切ってしまったのが悔やまれました。

5区鬼塚が本調子だったら・・・阪口・塩澤あたりがメンバーにいたら・・・

東海大の優勝もあったかもしれませんね。

しかし3区を走った館澤はトラックにロードに大車輪の活躍ですね!

今シーズンは日本選手権もインカレも生で見ましたが、まぁ粘り強いです。

箱根駅伝はどの区間を走るのでしょうか?・・今から楽しみです。


そして、私が優勝予想に推した東洋大です。

区間選手名(学年)総合タイム(通過順位)区間タイム(区間順位)
1区田上 健(2)27:44(10)27:44(11)
2区西山 和弥(2)1:00:55(14)33:11(14)
3区今西 駿介(3)1:35:38(8)34:43(4)
4区浅井 崚雅(2)2:11:00(10)35:22(7)
5区小笹 椋(4)2:47:27(5)36:27(3)
6区鈴木 宗孝(1)3:25:32(5)38:05(5)
7区山本 修二(4)4:17:34(3)52:02(3)
8区相澤 晃(3)5:15:57(3)58:23(1)

↑こちらが東洋大の通過順と個人成績です。

前半4区までが全く機能しませんでした。

特に致命的だったのが2区西山のブレーキとも言える内容。

彼、今シーズンのトラックは絶好調で「これは東洋の駅伝強いぞ」と思っていました。

しかし出雲駅伝に続いて不本意な走り・・何か故障でもあったのかな?

2区終了時でライバルである青山学院からは1分以上離され、優勝は序盤で難しい展開になりました。

5区以降の後半メンバーはさすがの実力を見せましたが3位に上がるのが精一杯。

やはり区間の距離が短いと言っても駅伝は前半からの逃げ切りが有利です。

ちょっと今回の区間エントリーは酒井監督、失敗したかなぁ・・。

第50回全日本大学駅伝を終えて。

私の住む三重県伊勢市がゴールの全日本大学駅伝。

今大会から大きく区間配置が変わり、ますますエキサイティングなレースへと生まれ変わりました。

沿道での観戦も、選手の息遣いが聞こえるくらい近くで見ることができます!(ここは箱根駅伝にはない魅力)

そして今回からAbemaTVでのネット配信の始まり、テレビがない私もネカフェに行くことなく見ることができるようになりました。

乃木坂46のアイドルがセンターという斬新な陸上競技の中継でした(解説の八木さんはちょっとカタイぞw)

来年の51回大会は、私の宿も開放しパブリックビューイングをしつつ、駅伝ファンが一休みできる場所にします。

ラスト一冠 箱根駅伝のゆくえ。

10月の出雲駅伝、今回の全日本大学駅伝と青山学院の二冠で迎える年明けの箱根駅伝。

正直、青山学院の主力に故障でもなければ箱根に関しては1強と言っていいです。

2回目のシーズン三冠が濃厚でしょう。

箱根駅伝まで約2ヶ月。その間はマラソンや高校駅伝もありますのでロードレースファンはそちらも楽しみつつ箱根駅伝を待ちましょう。

また箱根駅伝の開催が近づいたら予想記事を書きますので、その際にまた訪れてくださいね!

今回、全日本大学駅伝の回顧は以上になります。







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