2019 第95回箱根駅伝を展望します。青山学院の5連覇とシーズン3冠は揺るがない!

2019 第95回箱根駅伝を展望します。青山学院の5連覇とシーズン3冠は揺るがない!
2019 第95回箱根駅伝は終了しました。
[2018/12/31最終更新]  三重県伊勢市で「宿屋 伊勢ピット」を経営する、陸上競技大好きブロガー”おっさ”ーです。
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2018-19の大学駅伝シーズンも最後の大一番「箱根駅伝」を残すのみになりました。

10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝といずれも青山学院が優勝。

この95回箱根駅伝を制することになればシーズン3冠+箱根駅伝5連覇という偉業になります。

青山学院がその偉業を達成する確率は・・・めちゃくちゃ高いでしょう!

12/10にエントリーメンバーがでましたが、正直死角は見当たりません。

この記事では95回箱根駅伝のコースや勝負のポイント、また上位争いをしそうなチームの戦力分析をしレースを予想していきます。

それでは予想記事をどうぞ!

箱根駅伝のコースと勝負のポイント

まずは箱根駅伝のコースマップです。

マップは往路ですが、復路も基本的にほぼ同じ道を戻るコースです。

コースレイアウトは昨年から変更はありません。

東京大手町をスタート・ゴールとする10区間 217.1km
◯往路1/2(水)
第 1 区(21.3km)大手町 読売新聞社前~鶴見
第 2 区(23.1km)鶴見~戸塚
第 3 区(21.4km)戸塚~平塚
第 4 区(20.9km)平塚~小田原
第 5 区(20.8km)小田原~箱根町 芦ノ湖駐車場入口
◯復路1/3(木)
第 6 区(20.8km)箱根町 芦ノ湖駐車場入口~小田原
第 7 区(21.3km)小田原~平塚
第 8 区(21.4km)平塚~戸塚
第 9 区(23.1km)戸塚~鶴見
第 10 区(23.0km)鶴見~日本橋~大手町 読売新聞社前

全区間が20kmを超える距離があり、総距離が200km以上の長丁場のレースです。

2区〜9区はアップダウンも多くタフなコースレイアウト。


それでは勝負のポイントを優先順位が高い順に書いていきます。

①5区山登りのスペシャリストがいること。

20.8kmと全区間で一番短い距離ながら、標高差800m以上を駆け上る5区は最も差がつきやすい区間です。

昨年の区間賞獲得者のタイムが1:11:44ですので、優勝を狙うのであれば1:12分台くらいで5区を走破できるランナーを配置できないと苦しいでしょう。

②1・2区で出遅れないこと。

各校のエース級が揃う1.2区では近年大幅な差が付きにくくなっている傾向にあります。

3区以降のランナーの力量にもよりますが、とにかく出遅れないこと。

優勝争いをするチームは、ライバルに2区終了の時点で悪くとも1分台くらいの差でついていきたいです。

③チームの総合力。

1.2.5区を切り抜けても、残り7区間で140km以上あるわけです。

走るランナー全員の総合力は必須です。

全区間で区間順位が一桁くらいの選手層がないと箱根駅伝で勝つのは難しいです。

第95回箱根駅伝出場校と有力校の戦力分析

では第95回箱根駅伝の出場校を見ていきましょう。

一番右のランクとは以下のような評価です。
S→優勝候補
A→3位争い
B→シード権圏内
C→流れに乗ればシード権獲得は可能
D→次回に向けての経験を積む
ナンバーチーム名ランク
1青山学院大学S
2東洋大学A
3早稲田大学B
4日本体育大学B
5東海大学A
6法政大学A
7城西大学B
8拓殖大学C
9帝京大学B
10中央学院大学B
11日本大学C
12駒澤大学A
13順天堂大学C
14神奈川大学C
15国学院大学B
16明治大学C
17東京国際大学D
18大東文化大学D
19中央大学D
20国士舘大学D
21山梨学院大学D
22上武大学D
23関東学生連合

なんとSランク(優勝候補)が青山学院のみ!

はい。今大会に関してはアクシデント等がなければ青山学院の一強です。

久保田・一色・田村・神野・下田などが揃っていた92回大会なみの突出した戦力です。

できれば往路は東洋・東海・駒澤・法政あたりが付いていってレースを盛り上げてほしい・・。

次からは有力校のエントリーメンバーと戦力を見ていきます。

12/29に区間エントリーメンバーが発表されました。

なお当日のメンバー変更も最大4名まで認められています(ただし区間エントリーメンバー⇆補員の入れ替えのみで、区間エントリーメンバー同士の入れ替えはできません)

青山学院大学

青山学院のエントリーメンバーです。

氏名学年10000mPB(5000m)ハーフマラソンPB
小野田 勇次428:571:03:42
梶谷 瑠哉428:391:03:19
橋詰 たいせい428:281:02:46
橋間 貴弥429:081:04:39
林 奎介428:401:03:29
森田 歩稀428:441:03:01
山田 こうすけ429:211:03:45
生方 敦也329:081:06:57
鈴木 塁人328:311:02:55
竹石 尚人329:221:04:10
吉田 ゆうや329:171:03:55
岩見 秀哉228:491:03:13
神林 勇太229:231:03:56
吉田 圭太228:271:04:31
飯田 貴之1(14:07)1:03:39
湯原 慶吾128:531:04:44

昨年も5区を走り区間5位に入った竹石が今年も好調でもちろんメンバー入り。

この時点で山登りに関して大きく遅れる心配がありません。

そして昨年1区鈴木、2区森田もおそらくそのまま同区間に配置してくるでしょう。

残る7区間も圧倒的選手層で、ブレーキがなければ大きくライバルに遅れる場面は想像できません。

総合タイム10時間50分きりもあるかもしれません。それくらい強力なメンバーです。

区間氏名学年
1橋詰 たいせい4
2梶谷 瑠哉4
3湯原 慶吾1
4岩見 秀哉2
5竹石 尚人3
6小野田 勇次4
7林 奎介4
8山田 こうすけ4
9吉田 圭太2
10吉田 ゆうや3
橋間 貴弥4
森田 歩稀4
生方 敦也3
鈴木 塁人3
神林 勇太2
飯田 貴之1
12/31追記
鈴木塁人、キャプテン森田と前回の1.2区を走った二人を補員に残してきました。
おそらく鈴木塁人は3区か4区、森田は8区に当日変更で入れてくるでしょう。
「随分余裕がある区間エントリーだなぁ」というのが私の第一印象です。
往路も絶対にとる!という構成ではないですね。あくまで総合優勝を確実にするための配置に感じます。
なので、往路は東洋・東海・駒澤あたりから2分以内くらいで終えてくれればOKというところでしょうか。
この余裕、ちょっと不安に感じるのは私だけ??

東洋大学

東洋大学のエントリーメンバーです。

氏名学年10000mPB(5000m)ハーフマラソンPB
小笹 椋429:011:04:14
中村 拳梧429:211:03:17
山本 修二428:501:02:56
相澤 晃328:171:02:05
今西 駿介
329:171:03:42
小室 翼330:181:05:05
土壁 和希329:461:04:42
浅井 崚雅229:351:03:37
大澤 駿229:161:07:22
大森 龍之介229:19
田中 龍誠229:201:06:29
田上 建229:421:05:05
西山 和弥228:35
野口 英希229:451:04:19
吉川 洋次228:531:03:48
鈴木 宗孝129:171:02:56

今シーズンの駅伝でやや不調なエース格の西山の状態が気になります。

彼が本来の力を出せる前提で予想しますが、おそらく4区までは青山学院・東海大と先頭争いをしているでしょう。

キーは5区をどうするか?

前回5区の田中が1:12分台で走れるくらい成長しているか?または5区のスペシャリストを育成できているか?

そのどちらかがないと東洋大はここで優勝争いからは脱落でしょう。

そして復路の総合力を考えると、できれば青山学院に2分以上差をつけて往路ゴールしたいところ。

厳しい戦いになりそうです。

区間氏名学年
1西山 和也2
2土壁 和希3
3吉川 洋次2
4野口 英希2
5田中 龍誠2
6今西 駿介3
7小笹 椋4
8田上 建2
9中村 拳悟4
10浅井 崚雅2
山本 修二4
相澤 晃3
小室 翼3
大澤 駿2
大森 龍之介2
鈴木 宗孝1
12/31追記
4年の山本、3年でエースの相澤を補員にしていますね。
ここは当日変更で1区西山、2区相澤、3区吉川、4区山本で青山学院に対してアドバンテージをとりにくるでしょう。
そして最大のポイントは5区田中がどれくらい成長しているか?
もし彼が、昨年より1分早く走ることができれば、青山学院も悠長にはしてられない展開にもなり得ます。
しかし、昨年同様であれば往路終了時で2分という差を青山学院につけることは難しいですね=総合優勝はなくなると思います。

東海大学

東海大学のエントリーメンバーです。

氏名学年10000mPB(5000m)ハーフマラソンPB
東 優太4(14:01)1:03:19
湊谷 春紀428:411:02:52
湯澤 舜429:131:03:12
鬼塚 翔太328:171:02:03
郡司 陽大329:051:03:23
河野 はるき329:311:04:48
小松 陽平328:351:03:07
阪口 竜平3(13:41)1:02:32
關 颯人328:231:03:12
館澤 りょうじ3(13:48)1:03:14
中島 怜利329:151:02:28
西川 雄一朗3(13:56)1:02:42
松尾 淳之介328:501:02:17
鈴木 雄太229:211:03:31
西田 壮志228:581:03:36
本間 敬大1(13:58)1:03:52

東海大は東洋大以上に5区に課題があります。

そしてトラックのベストタイムは青山学院にも劣らないですが、アップダウンの激しい箱根のコース適性となると??

さらにエース格の3年生世代が今シーズンは故障がちで、本来の走りができるのかも未知数です。

3年生世代が復調+5区を区間順位一桁くらいで走破できるランナーがいないと優勝は厳しいでしょう。

区間氏名学年
1鬼塚 翔太3
2湯澤 舜4
3西川 雄一朗3
4本間 敬大1
5西田 壮志2
6中島 怜悧3
7阪口 竜平3
8松尾 淳之介3
9鈴木 雄太2
10郡司 陽大3
東 ゆうた4
湊谷 春紀4
河野 遥伎3
小松 陽平3
關 颯人3
館澤 りょうじ3
12/31追記
キャプテン湊谷、強力な3年生の小松・關・館澤を補員に残しています。
私個人としては、館澤2区を見てみたいですけれどね(何気に彼は1500mのイメージですがオールラウンダーだと思う)
心配された3年生も調子が上がってきているようで、今回は結構期待しています。
そして5区を走る西田・・山登り強そう!
もともとトラックでの走力は青山学院に引けを取らないので、往路優勝すれば面白い展開になりそうです。

法政大学

法政大学のエントリーメンバーです。

氏名学年10000mPB(5000m)ハーフマラソンPB
大畑 和真429:321:03:56
狩野 琢巳429:351:05:07
鈴木 亮平429:481:04:29
土井 大輔429:061:05:45
坂東 ゆうた428:441:04:27
矢嶋 謙悟429:141:04:02
青木 涼真329:30
岡原 仁志329:471:04:43
強矢 涼太330:001:04:00
佐藤 敏也328:351:06:25
坪井 慧329:481:05:50
増田 蒼馬329:421:04:32
松澤 拓弥
329:501:05:00
寺沢 玄231:10
田辺 佑典229:551:04:03
鎌田 航生130:301:09:49

なんといっても箱根山中5.6区最速を誇るのが法政の強みです。

箱根山中で大幅にジャンプアップしてくるでしょう。

反面、平坦では他のAランク(東洋・東海・駒澤)のチームより劣ります。

前半1.2.3区でどれだけ先頭に付いていけるかが鍵になります。

もし2分くらいの差で小田原中継所に飛び込んでくるようなことがあれば、往路優勝も夢ではありません。

区間氏名学年
1矢嶋 謙悟4
2坂東 ゆうた4
3岡原 仁志3
4狩野 琢己4
5青木 涼真3
6坪井 慧3
7土井 大輔3
8鎌田 航生4
9増田 蒼馬3
10鈴木 亮平4
大畑 和真4
強矢 涼太3
佐藤 敏也3
松澤 拓弥3
寺沢 玄2
田辺 佑典2
12/31追記
やはり山登りは昨年同様に3年の青木が務めますね。
彼に繋ぐまでをどうするか?
エースの佐藤やキャプテン大畑が補員にいて配置が注目されます。
ただし、この記事内で取り上げている学校に比べると平坦での走力は劣りますので、優勝争いというより3位以内というのが法政の位置付けです。

駒澤大学

駒澤大学のエントリーメンバーです。

氏名学年10000mPB(5000m)ハーフマラソンPB
伊勢 翔吾429:211:02:38
方西 景428:371:01:50
下 史典428:561:02:36
白頭 徹也429:141:03:30
堀合 大輔429:101:03:17
大坪 桂一郎330:101:05:33
中村 大成329:121:03:15
中村 大聖329:451:02:44
原嶋 渓329:471:04:27
山下 一貴328:311:02:46
伊東 颯汰228:341:03:13
小島 海斗229:391:02:41
小原 拓未229:181:02:54
加藤 淳228:361:03:12
神戸 駿介230:011:03:22
花崎 悠紀1(14:27)1:04:48

S・Aランクにした5チームの中で最も5区山登りに課題があるのが駒澤大学。

ここを1年かけて育成できたか?

反面、山登り以外はAランクチームの中で見ても十分に強く、かつ選手層は厚い。

とにかく5区次第という印象なのが今回の駒澤大学です。

区間氏名学年
1原嶋 渓3
2山下 一貴3
3中村 大聖3
4加藤 淳2
5大坪 桂一郎3
6中村 大成3
7小島 海斗2
8小原 拓未2
9堀合 大輔4
10下 史典4
伊勢 翔吾4
片西 景4
白頭 徹也4
伊東 颯汰2
神戸 駿介2
花崎 悠紀1
12/31追記
本当に今年の駒澤は充実しています。
平成の常勝チームと言われた2000年代に戻ったような感じですね。
これでいて、まだハーフマラソン1:01:50の片西なども補員に残しています。
ただし5区・・・昨年ブレーキを起こしてしまった大坪を再び配置してきました。
これが吉と出るか凶と出るか?(昨年は体調不良でのブレーキで登りには強いランナーなのでしょう)
5区さえうまくいけば往路優勝、そして青山学院に2分以上差をつければ(往路終了時で)総合優勝もあるかも?

まとめ

ここまで、2019第95回箱根駅伝の予想を有力チームの戦力分析とともに書いてきました。

繰り返しになりますが、今回は青山学院の1強です。

往路での大きなアクシデントがなければ、総合優勝は揺るがないでしょう!

東洋・東海・駒澤に5区の山神が現れれば、レースとしては面白くなりますが、それでも総合優勝の可能性はかなり低いです。

また12/29の区間エントリー出ましたら追記で記事を更新しますのでお楽しみに!

ひとまずこれで予想記事は一旦終わりになります。

12/31追記
[区間エントリーが発表を見ての考察] 第一印象は青山学院の余裕さに驚きました。
1.2.3.4区は私の予想と全く違うメンバーでした(当日変更が少しあるでしょうが)
5区に竹石というランナーがいて、総合力ではアタマ一つ抜けてはいますが、駅伝は先行逃げ切りが有利なのはどのレースも同じです。
「なんか出遅れそうじゃ?!」
区間エントリー発表前は青山学院が95%以上の確率で優勝するだろうと思っていましたが、現時点では80%に下がっています。
結果は果たしてどうなるでしょうね!







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