映画「8年越しの花嫁」(ハチハナ)は心温まること間違いなしの、ノンフィクション作品です。

泣ける作品として公開前から話題になっていた「8年越しの花嫁」(通称ハチハナ)
を見てきました。
ノンフィクションなので見た後の説得力は強烈で、いろいろと考えさせられる作品でした。
「8年越しの花嫁」はこんな映画です。
⇓まずは予告編動画をご覧ください。
すごく簡単に説明すると、尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)が出会い婚約するところから物語は始まります。
しかし、結婚式直前に麻衣が突然倒れ植物状態に…
回復を信じて待ち続けた8年の2人の出来事を綴った恋愛映画です。
この作品はノンフィクションであり、本も出版されています。
私は本は読んでいませんが、ストーリー自体はシンプルでわかりやすい映画です。
「8年越しの花嫁」のここが素晴らしい。
①これが実話だということ。
婚約をしていたとはいえ麻衣が突然植物状態に陥り、いつ目覚めるかもわからない状況で諦めずに待ちつずけた尚志の凄さ。
そして麻衣が目覚めてからの対応。
自分が尚志と同じような状況になったらどうするか…いろいろと考えさせられました。
②土屋太鳳はじめキャストの演技。
人気者とはいえ土屋太鳳はドラマやCMに出過ぎで、このシリアスな役に感情移入できるか心配でした(車のCMの変なダンスとかが肝心のシーンで入ってきそう)
結果として心配無用でした。
迫真の演技で完全に麻衣になっていて、このハチハナ舞台に引き込まれました。
また登場人物が全員いい人です。
中でも尚志の働く自動車整備場の社長役の北村一輝の優しい雰囲気はいいですね。
こんな経営者に私もなりたいです。
③デートにはもってこいの作品。
女性が好きそうな内容でデートにとても向いています。
ただし、女性は泣く確率が高いので目が腫れてしまうかも。
寒い冬、心が温まること間違いなし。
ストーリーはタイトルから想像するとおりでサプライズのようなこともありません。
ただただ信じることの大切さと、尚志の強さに感動しました。
映画サイトのレビューでは、『8年も経過しているのに登場人物の見た目が全然変わらない』とか『岡山が舞台なのに言葉が標準語』
のように確かに突っ込みどころはあります。
でも、実話なんですよこの話!!
それだけで凄いじゃないですか…
見た目が変わらないとか方言のことは、ハチハナの世界に没頭するための演出ということでいいと思います。
寒いこの時期、心が温まること間違いない。
そんな作品だと思います。
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