旅館業の営業許可申請で大失敗!私と同じ失敗がないように手順をまとめてみたよ。

旅館業の営業許可申請で大失敗!私と同じ失敗がないように手順をまとめてみたよ。
[2011/11/22更新]  三重県伊勢市で宿屋を経営する、ブロガー”おっさ”ーです。
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つい先日、消防署の「消防法令適合」に合格し、宿屋の営業許可に必要な大きな2つのピース『建築』と『消防』の適合が得られました。

この2つのピースの適合証を持って、いよいよ宿屋の営業許可を出す管轄の保健所に悠然と乗り込んだ私でしたが、まさかの営業許可が出ませんでした。

いや正確には営業許可申請の手順が間違っていて、「許可が下りるのは年内は多分無理!」になってしまったのです。

どうしてそんな事態になってしまったのか?

原因は私の勘違い・・「保健所に出す申請は本申請の前に仮申請があることを認識していなかった」

これに尽きます。

建築や消防を意識しすぎていて保健所の申請を楽観視しすぎていました。

とにかく私を反面教師として、同じ失敗をしないように旅館業の営業許可の申請手順をまとめました。

特に私のように元々の居住地と開業地が離れていて、準備段階でマメには開業地に行けない方は必見です。

工事開始の前に遠方でも最低3度は保健所に行って相談をしよう!

居住地と宿の開業地が近ければ、こまめに保健所とコンタクトとればいいのですが、開業地が遠方であるとなかなかマメに保健所に行くことは難しいと思います。

そこで、私がオススメする(ある先輩ゲストハウスオーナーの教えですが)のは最低3回は工事開始の前に保健所に綿密な相談をすることです。

ではそのタイミングを見ていきましょう。

開業候補地に決めた時。

まずはその場所を開業の候補地にした時です(私の場合は三重県伊勢市です)

旅館業法という国が定めた法律に+開業の候補地独特の条例(上乗せ条例と言ってます)があるので、そこをしっかりと確認しておきましょう。

国の旅館業法と三重県の条例の載った物をもらいました。

よくある例が、トイレの数が客数に応じて定められていたり、フロントの設置義務があったりですね。

これ確認せずに物件探しをするのと、確認してから物件探しをするのではコストが大きく違ってきますので大事ですよ!

物件を契約する前。

2回目が物件を契約する前です。

できれば詳しい物件の図面を持って相談に行きましょう。

ここでは、宿の営業がそもそも候補物件でできるのか?

できるとして、どのような改修が必要か?などをアドバイスしてくれます。

ちなみに間違えやすいのですが、保健所はあくまで旅館業法に基づいてのアドバイスです。

建物自体の耐震性や、建物が建築基準法に適合するかは建築の専門家に相談する必要があります。

建築図面が完成し改修工事の前。

3度目が改修工事の建築図面がある程度出来上がった時です。

建築図面を持って再び保健所へ行きましょう。

この段階まで進むと、保健所は旅館業法の営業許可申請についてのアドバイスもしてくれました。

その際もらった旅館等の協議申出書

協議申出書とは、その建物が旅館業法に基づいた設計になっているか?

また、110m以内に学校などの特定建物がないか?

など「市の都市計画課や保健所的に工事してOKか」を審査してもらう書類です。

通常は工事の着工前に提出し審査を受けるものです。

いわゆる仮申請に当たるのがこの部分です。

建築適合と消防の適合を受ける。

改修工事が終わり、建築確認が終われば「建物検査済証」が発行されます。

用途変更をする場合はとにかく「建物検査済証」が発行されることが最大の難関なはず。

そして消防の立ち入り検査が終われば「消防法令適合証」が発行されます。

「消防設備検査済証」では旅館業の営業許可申請に不十分ですので気をつけてください(紛らわしい)

この建物検査済証と消防法令適合証の2つが揃えば、いよいよ旅館業営業許可の本申請を保健所に申し出ることができます。

本申請→立ち入り検査→営業許可まで約2週間くらいだそうです。

私が失敗したのは協議申出書=営業許可申請だと勘違いした。

私が失敗したのは、仮申請にあたる「旅館等協議申出書」を未提出であったことです。

というか「旅館等協議申出書」=旅館業法の営業許可、本申請だとなぜか勘違いしていたことです。

ちゃんと読んだら、建築確認前にと書いてあった・・

先日「建物検査済証」「消防法令適合証」「旅館業営業許可申請書」を持って保健所の窓口に行きましたが、担当の方は完全に?????で周辺の時がしばらく止まりました。

そりゃそうだ、保健所からすればここで「宿屋をやるよ」という協議申し出を受けてないわけですからw

ということで、すでに建築と消防の適合を受けているという前代未聞の段階で、旅館等協議申出書を提出(これ審査が順調でも3週間くらいかかる)

そして改めて旅館業営業許可申請をする(2週間)

どんなに順調でも5週間は営業許可が出るまでかかるのです(現在11/22で5週間後は12/27)

オープンは順調でも一年で最も伊勢が混雑する年末年始の12/27からって・・・。

あくまで旅館業の営業許可を出すのは保健所。

ここまで、旅館業の営業許可申請の手順を書いてきました。

私の場合、とにかく建物の用途変更と、消防の適合検査に重きを置きすぎていて、保健所とのコンタクトをおろそかにしてしまったのが失敗の原因です。

あくまで営業の許可を出すのは保健所です。

これからゲストハウスなどを開業する方は、私のようにならぬよう気をつけてくださいね。

さて、宿屋はゲストがいつでも泊まれる状態なのに5週間どうしようか・・ww

今回はこれで以上です。

追記・・・私が勘違いしていた「旅館等協議申出書」いわば仮申請書ですが、どうも都道府県により違いがあり、通常は特に必要がないところの方が多いようです。
なので、改修工事前の段階で「旅館等協議申出書」は入りますか?と保健所に確認を取るのがベターですね。







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