映画「火花」は夢を追いかける全ての人に見てほしい熱い熱い作品でした(ネタバレなし)

映画「火花」は夢を追いかける全ての人に見てほしい熱い熱い作品でした(ネタバレなし)
この作品は主要な映画館での上映は終了しています。

又吉直樹さんが芥川賞をとった小説「火花」が映画化されました。

話題の作品でもありますし、さっそく私も映画館で見てきました。

夢と現実のギャップで葛藤する、芸人の生き様に胸が熱くなる素晴らしい作品でした。

なお、又吉さんの原作小説や、NHKで放映されていたドラマは見ていませんので、単純に映画「火花」について書いています。

「火花」こんな映画です。

⇓まずは予告編動画をご覧ください。

すごーく簡単に説明すると、菅田将暉さん演じる売れない芸人「徳永」が、桐谷健太さん演じる風変わりな先輩芸人「神谷」と出会うところから話は始まります。

圧倒的な存在感と破天荒な「神谷」と、芸人として成功したいと願うも様々な壁にぶち当たり葛藤する「徳永」。

2人を中心とした芸人の生き様を描いた青春映画です。

冒頭で書いたとおり原作小説は読んでいませんが、ストーリーはシンプルで理解しやすく、私と同じように原作を読んでいない方もきっと楽しめます。

監督は芸人の大御所でもある板尾創路さんです。

「火花」のここが素晴らしい。

○どこか懐かしさを感じさせる撮影場所やカメラワーク

時代設定は少しだけ前の話なのに、なぜか昭和の香りがするような懐かしさを感じました。

吉祥寺の「ハーモニカ横丁」や熱海の縁日などはもちろんですが、渋谷のセンター街や井の頭公園までもなんかレトロに映りました。

小道具(ガラケーなど)や服装もちょっとだけ懐かしい。

原作者の又吉さんが私と同世代なので、そう感じたのかもしれません。

○「神谷」を演じる桐谷健太さんの圧倒的存在感。

彼を初めて知ったのは、たぶん三池崇史監督の「クローズ」だと思います。

存在感のある役者さんだなぁと思っていたら、あっという間に売れっ子になりましたね。

今回の「神谷」役は、彼の持つ独特の存在感やちょっと危うい雰囲気がベストマッチしています。

エンディングテーマも彼が歌っていますが、心に響くいい歌声ですよ。

○夢と現実の間で葛藤する「徳永」はじめ芸人の生き様に共感できる。

『自分の笑いに自信はある』でも世間には認められないといけない。

『芸人を続けたい』しかし時間的な限界もある。

大衆を笑わすために、人生を一から作り上げていく怖さ。

テレビに出ているような人たちは本当に凄いんだなぁと思うとともに、陽の目を見ずにこの世界から消えていく人がたくさんいるという現実に胸が熱くなります。

あなたはきっと漫才で涙する。

お笑いで泣かす!? どういうことでしょう?

…なるほどそうきましたか!

これはグッときました。

その果てに、スパークス(徳永のコンビ)は芸人として成功するのか?

そして「神谷」と「徳永」の関係は?

それは劇場で確認してくださいね。

 

芸人に限らず、どの世界にも勝ち負けがあります。でも淘汰された人たちの存在は絶対に無駄じゃない。

それが、この作品に込めた板尾監督なりの敬意かもしれません。

夢を追いかけている(追いかけたことのある)全ての人に見てほしい作品でした。







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