日本の最低賃金は低すぎる!非正規で生きていくことに未来はないのか?

日本の最低賃金は低すぎる!非正規で生きていくことに未来はないのか?

宿屋開業準備中の趣味ブロガー「おっさー」です。→https://twitter.com/ossaa_log

2018年3月上旬、↓の武井壮さんのしたツイートが話題になりました。


うんうん、私も基本的にはこの意見に賛同します。

もちろん、諸事情で片時もバイトを外れることができない方もいると思いますが、基本的には今のままではフリーターに未来はないと思っているからです。

フリーターを続けるならば、これからはお金は貰うものから、自分で稼ぐものにシフトチェンジしていかないと間違いなく詰みます。

そこで今回は、フリーター…非正規労働で働き続けることについて考えてみました。

東京で時給¥1000円ではやっていけないという現実。

私は2017年4月∼2018年2月までの約1年、東京近郊で完全なフリーターとして生活しました。

普通のアルバイトだけをして生活するなんて20年ぶりくらいでしたが、ここで気がついたことがあります。

「東京で時給¥1000じゃ、まともな生活はできない!」ということです。

↓この間の簡単な家計簿はこんな感じ。

 内訳金額
給料¥950(時給)×8時間×20日+¥152.000
税金関係国保+所得税+住民税-¥30.000
生活費食費+雑費-¥30.000
固定費光熱費+通信費-¥20.000
家賃家賃+共有費-¥60.000
差し引き利益給料-支出+¥12.000

ね、これ全く趣味に使える金額を入れてないですよ。

残業すれば?とか勤務日数増やせば?と思われるかもしれませんが、昨今の長時間勤務是正で残業も勤務日数増加もしにくい環境でした。

要するにバイトして食べて寝るだけでも¥12.000しか余らないということです。

果たしてこれが人間らしい営みをしていると言えるでしょうか?

私は全然思えませんでした。

人間らしい生活ができるラインの最低賃金は?

前項の家計簿から計算すると、最低収入¥200.000以上は欲しいところ。

とすると、時給(χ)×労働時間(8時間)×出勤日数(20日)=¥200.000ですから、時給(χ)=¥1250となります。

東京都の最低賃金は法律上¥932ですから、現実的な最低賃金と法律上の最低賃金は¥318の開きがあることがわかります。

そしてこれは東京に限ったことではなく、ほぼ全部の都道府県で最低賃金は安すぎます。

↓で最低賃金では生活できない都道府県のデータがみれます(大変面白い記事です)

http://yaserucola.hatenablog.com/entry/2017/07/27/210000

最低賃金を現在の1.5倍にすることは可能か?

最低賃金を東京なら¥1400前後(その他大都市¥1250・地方都市¥1150くらい)にし、正社員と同じように社会保険や有給を設定し雇用することは可能でしょうか?

結論から言えば可能です。

だだし、もしそのような法律になれば様々な変化が訪れるはず。

まず地方の小都市はマジで住めなくなるでしょうね。

マクドナルドのような薄利多売のチェーン飲食店やスーパーは次々と潰れます。人件費が高すぎて利益が出せなくなりますからね。

ということは生活しにくくなるし、働く場所が少なくなるしで、ますます人々は大都市に集中します。

でもこれは仕方ないことだと思ってます。

もはや何もない小都市はお金を払ってでも住民に残ってもらう、お金を払ってでも来てもらう時期にきています。

その財源がない自治体は消滅するでしょう。

一方、大都市の店舗は残りますが、高い人件費で利益が出しにくくなり一気に機械化が進みます。

小売店のレジは全てセルフ化し人間は商品補充のみ。

飲食店はタッチパネルオーダーで、運んでくるのも回転寿司のようなコンベアー。人間はシステムキッチンを操作するのみ(リンガーハット的な)

『変なホテル』のような機械化されたホテルがスタンダードになり、もはやフロントという職種は一部の高級ホテルとゲストハウスだけになるでしょう。

あれれ、気がつきました?

そうです。最低賃金を現在の1.5倍にすると「雇用が減少する」=短期的には失業者が増えるのです。

でもね、裏を返すと現在は「機械より人を使ったほうが安上がりだ」と思われているんですよ。東京で時給¥1000でバイトしているみなさんは…。

それでも非正規で生きていくならば。

それでも非正規で生きていくことを選ぶならば、まずは法律的最低賃金ではなく、現実的最低賃金を出してくれる働き先を見つけることです。

ただし、現状これはある程度の専門性がある仕事や夜間の仕事、普通の人がやらないような仕事でないと難しいですけれど。

東京で時給¥1000でバイトするならば、+α、何か自分で稼ぐ方法を探してみましょう。

例えば、ブログ(アフィリエイト、アドセンス)、クラウドソーシング、ココナラ、ミンネ、せどり、YouTube、フォトストック、UTme、LINEスタンプ…

などいろいろやってみたら何か一つくらい自分に合っているものがあるかもしれませんよ。

幸せの多様性。

ここまでは非正規でい続けることの危険性を主に書いてきました。

冒頭書いたように、今のままではフリーターに未来はないという意見に変わりもありません。

ただ、下記のような人生を送る方は別です。

https://abematimes.com/posts/3854449

↑はアベマTVで放送されたネットカフェ難民を取り上げた回の記事ですが、実に面白かったです。

「貧困とは何か」という問いにショッカーさん(ネカフェ難民の方)は「それはわからないけど、私は自由が1番!もしかしたら、自由に生きている人を貧困というのかもしれない」と回答。

「世の中の貧困がゼロになったとは思わない。だけど、色々な選択肢を納得して選んでいるという人はいっぱいいて、ショッカーさんは自身の納得をすごい大事にしている。見えないところに貧困があるんじゃなくて、見えないところに幸福がある。

幸せの形が多様になってきたといっても、どこかで線引きをして実は新しいものを受け入れていない。勝手に線引きせずに、新しい生き方を選んでいる人がいるということを知るべき」と、貧困と幸福のあり方に疑問を呈した。

私は正規・非正規にかかわらず雇用されて働くということは、自分の人生をその分だけ売り飛ばすことだと思っていますので、↑のショッカーさんのような生き方には賛成です。

時間だけはどんな人間にも平等であり、またいつ終わるかわからないですからね。

非正規という生き方でも詰まないようにするには。

はっきり言って国は何を考えて最低賃金を設定しているのでしょう?

家賃の相場、生きていく上での経費を理解しているのでしょうか?

理解してやっていたらそれこそイジメですし、理解していなかったらお粗末すぎです。

まずは国が最低賃金を現実的な最低賃金に引き上げること(東京でいえば¥1250以上)

もちろん人件費高騰による、企業の倒産や一時的な雇用の減少は起きるでしょう。

でも大丈夫です。そもそもこれくらいの人件費を払えないような企業に将来性はないです(勝手に潰れていくか統合するでしょう)

それに人口減少により労働力は減少の一途をたどるので、企業を淘汰するにはいい機会です。

雇用する側は自分のところで働いてくれている人が、最低限の生活ができないような賃金で雇っていることを今一度考えてみてください。

働く側は、先ほどの項でも書きましたが自分の人生を切り売りしているのです。納得のいく賃金をもらいましょう。

それが無理ならば、+αで稼ぐ方法を探す。冒頭の武井壮さんの言うように(1年で12倍にはならないと思いますが)

そもそも非正規で生きていくこと自体をを改めてみるのも手です。

最後になりましたが、私の宿屋では従業員の方に三重県の最低賃金¥820以上ではなく、現実的最低賃金以上をお支払いすることをお約束します(これができなければ雇用はしません)

今回の記事は以上になります。







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