「四国お遍路マニュアル自転車版」その二 高知県編。

「四国お遍路マニュアル自転車版」その二 高知県編。

前回、「お遍路マニュアル自転車版」その一は徳島県編でした。

その二の今回は、高知県内にある札所24番→39番までを主に自転車で巡るための情報を書いていますが、その他の交通手段でお遍路をやってみたい方にも、参考になる事もあるかと思います。

24番から39番までの札所が高知県にあります。

今回は高知県編ですので、24番札所「最御崎寺」→39番札所「延命寺」までになります。

⇑の地図を見るとトータルの距離は450km弱になっていますが、この地図は札所同士を最短で結んだ地図ですので実際は500kmは確実に超えると思います。

高知県の特徴は札所間が遠いこと、そして札所はちょっとした山の上にあることが多いです。

さっそく高知県の札所の洗礼があります。

徳島県最後の23番札所「薬王寺」を出て高知県に入ります。

24番札所「最御崎寺」までは比較的平坦な海岸線をひたすら南下するのですが、この23番→24番までは80km弱あり遍路中2番目の長さです。

鉄道が通っている東洋町を過ぎると、食料を補給できるような店がほとんどない(たまーに空いているか微妙な個人商店があるくらい)ので注意してください。

やっと室戸に到着も高知県の札所の洗礼があります。

札所がちょっとした山の上にあることです!

特に27番「神峯寺」は海岸線の道から一気に標高350mまで登るため”真縦”なんて呼ばれてますね。

札所に近づくほど道が狭くなるので下りは特に注意してください。

27番「神峯寺」への道
神峯寺からの景色はいいんですけれど

24番「最御崎寺」26番「金剛頂寺」も標高150mのちょっとした高台にあります。

この2つの札所は国道そばに自転車を置いて徒歩で往復した方が楽です。

27番札所から先の土佐くろしお鉄道が走るエリアは、一部サイクリングロードになっていますので走りやすいですよ。

高知市内は迷走しやすい?

28,29,30番札所は街中にあり問題ないと思います。

愛媛の松山まで都会は走りませんので、何か必要なものがあれば高知市内で揃えておましょう。

31番「竹林寺」は市街地からすぐなのですが、かなり迷いやすいので説明しておきます。

高知市街からくると、だいたい大通りの県道376号のトンネルに入ってしまうんです。

そうすると札所は通り越してしまい道路から降りれず川を渡ってしまいます。

なので、自転車と一緒に行きたい方は⇑の赤いルートのようにトンネルに入らず川沿いの小道から橋を渡りましょう。

そうすれば「竹林寺」のある五台山公園にいけます。

ただここは狭い上に展望台や植物園などもあり車が多いのであまりオススメしません。

実は一番楽なのは先ほどのトンネルを出ですぐ自転車を止めて、下に降りれる歩道があるので小学校の脇から遍路みちを往復する。

これが多分一番早いです。

トンネルから出た所の風景です。

32番はまた小高い丘の上にあります。

そして32番→33番の間には浦戸湾があって行く手を遮ります。

渡るには以下の3つがあります。

①浦戸大橋を渡る…この橋、幅が狭い上に交通量がすごく多くて怖いです(一応歩道あるけど狭すぎて体か自転車は車道に出ます)

桂浜に寄らない方はここはお勧めしません。

②渡し船を使う…無料で自転車ごと乗せれますので最もいい方法です。ただし通勤通学時間帯以外は1時間に1本なので船が出た直後になってしまうと辛い。

③市街地まで迂回…船が出てしまって待ち時間が長いならこれもありです。10kmほど余計に走ることになりますが30,40分以上待つならばこちらの方が早いかも知れません。

33.34,36番は平地ですが35番はまた急傾斜の狭路を登ります。

36番→37番は60kmほど離れています。

経由地の須崎までは、36番目の前の横浪黒潮ラインを進んでもいいのですが、ここは山の稜線を走る感じで景色は素晴らしいですがアップダウンがかなりキツイです。

一度橋を渡って戻り、内陸のルートの方が断然楽です。

最南端の足摺岬まできたら高知県攻略が見えてきます。

七子峠を越え窪川の37番「岩本寺」を終えたら、遍路で最長の札所間距離がある足摺岬の38番「金剛福寺」を目指しましょう。

しかし、ここは道の駅などもいい感じの距離に点在していますし、四万十市の中心部も通りますから室戸岬に行く23番→24番よりも楽だと思います。

足摺岬

お遍路とは関係ないのですが、この37番→38番の間にとても気になる場所があります。

それが「海遊館以布利センター」です。

どうやら大阪の海遊館の研究施設みたいですね。

水族館大好きな私はかなり興味がありますが…

入場するための条件がお遍路さんにはキツいです!

見学日:土曜・日曜・祝日
時 間:午前9時~午後3時まで
条 件:ジョン万次郎資料館および足摺海洋館の利用者
※見学は無料です
曜日が指定されていますし、ジョン万次郎資料館も足摺海洋館もルートの先にあるので、戻ってこないとならないです。

行かれた方がいたら情報お待ちしています。

さて、38番→39番はルートが2つあるので説明します。

①県道21号の三原村経由の内陸を通るルートですが、55kmほどの走行距離で山深い場所の割に道のりは険しくありませんが、あまり補給ポイントがないのが弱点です。

②国道321号の大月町経由の海岸線を通るルートは①よりも15kmくらい走行距離が長くなりますが、補給ポイントも多いですし景色がいいです。

どちらも一長一短ありますので、ここは好みでいいと思います。

39番高知県ラスト「延命寺」は平地にありますので攻略は優しいです。

これで高知県の札所は終わりです。

ものすごく到達難易度の高い札所はないですが、遠い!そして市街地以外の札所は、ちょっと高台にあって意地悪w

それが高知県です。

次回、お遍路マニュアル自転車版は愛媛県へ入ります。







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