「四国お遍路マニュアル自転車版」その一 徳島県編。

「四国お遍路マニュアル自転車版」その一 徳島県編。

前回は、四国お遍路マニュアル自転車版の準備について書きました。

今回からいよいよお遍路が始まります。

この記事は徳島県内のお寺(札所)1番→23番までを自転車で巡るための情報です(一部は歩きやバイクの方にも参考になるかも)

なお、当サイトでは善根宿や通夜堂の情報は載せていません。

これらは非営利の施設であり、そして徒歩のお遍路さんが優先だと考えているからです。

ご了承ください。

お遍路は1番の寺から順々に一気に巡るのがお勧め。

お遍路88箇所のお寺配置図

⇑の画像が四国お遍路で巡る88箇所のお寺の配置図です。

で囲ってあるお寺は、到達難易度が高めのお寺です。

1→88まで順々に(順打ちといいます)そして一気に(通し打ちといいます)巡るのが理想ですが、ここはやる方によって様々ですのでお任せしますが、やはり初回は順打ちの通し打ちをオススメします。

気になる工程の距離ですが、最短距離を走っても1500km∼1600kmくらいはあります(私は寄り道を少しして2000kmほどでした)

1番から23番までの札所が徳島県にあります。

今回は徳島県編ということで、スタート地である1番札所「霊山寺」→23番札所「薬王寺」までになります。

⇑の地図はお寺同士を最短距離で結んだ地図ですので総距離200kmと出でいますが、実際は+50kmくらい長くなると思います。

徳島県の特徴は、市街地にあるボーナスステージと、山にある遍路ころがしステージの到達難易度の差が激しいことです。

10箇所以上まわれる日もあれば、1.2箇所しかまわれない日もあります。

なお、徳島の観光名所である鳴門のうず潮や、大塚国際美術館はお遍路の動線上にないので、興味がある方はスタート前に寄った方がいいですよ。

序盤は参拝に慣れること。そしてお遍路同期を探そう。

では、いよいよ四国お遍路自転車版スタートします。

徳島県の序盤1番→11番まではお寺間の距離も近いですし特に気をつけることはありません。

参拝のスタイルに慣れることが大事です。

1番札所「霊山寺」山門
1番札所にある納経所兼お遍路ショップ

スタート地である1番札所に着いたら、まずは納経所兼お遍路ショップに行きましょう。

ここでお遍路グッズを購入できますし、お遍路の作法などもレクチャーしてもらえます。

そして記念すべき初のお参りです。

基本的には1番札所以外は本堂→大師堂→納経所の順でまわります。

そしてこの1番札所に参拝している人は『お遍路同期』である可能性が高いです。

もし同じく自転車お遍路さんがいたら、話しかけてお近づきになっておくといいです。

しばらく同じ場所を辿るわけですからね。

序盤の山場、12番「焼山寺」を攻略しよう。

12番「焼山寺」(しょうざんじ)は序盤にして全工程の中でもトップ3に入るような、到達難易度が高いお寺です。

ここはルートの選択もありますので詳しく書きます。

11番「藤井寺」を出たら県道31号を走るAパターンと、国道192号経由で県道20号を走るBパターンがあります。

⇑はAとBの合流地点までの高低図です。

Aは距離は近いですが標高400mほどの梨の木峠を越えないといけません。

BはAより5kmほど距離が長くなりますが、Aほどの峠越えはないです。

これは好みですがこの後の12番札所への坂がきついので、Bルート推奨としておきます。

⇑AとBのルート合流後しばらくは長閑な里山が続きますが、鍋岩の駐車場を過ぎてのラスト5kmは厳しい登りです。

5km進む間に450mくらい標高上がりますからね。

ただここは道幅もそこそこ広く、路面も綺麗なので下りは気持ちよく走れますよ。

12番札所手前の道の様子
12番札所山門到着。

12番札所を攻略してしまえば一旦徳島の市街に向けて走ります。

13番→17番は市街地のボーナスステージです。

この後、高知市までしばらく都会は走りませんので、買い出し等はここで済ませましょう。

18,19番は特筆すべき点はありません。

21番「太龍寺」は要注意、海が見えたら徳島県攻略はもうすぐです。


20番、21番は再び山へ入ります。

20番「鶴林寺」もきついですが標高は500mほど。

12番「焼山寺」を攻略できたならば、それほど問題ないでしょう。

21番「太龍寺」ここは少し注意が必要です。

21番「太龍寺」はロープウェイを使うならば何の問題ありません(ロープウェイ案内のお姉さんは綺麗だと聞きましたw)

⇑の写真の赤いルートを進むだけです。

問題は自力で行きたい方です。

この場合は20番を出たら川を渡り、県道282号を進みます(青いルート)

しばらくすると「坂口屋」という大きめの旅館(民宿)があります。

この道を進んでいけば21番札所へ行けるのですが、その道が危険すぎる!

小さめの車が1台ギリギリ進めるような道幅で路面はガレガレ、そして激坂。

私は自転車と一緒にお寺まで往復したのですが、下りは滑落して死ぬかと思いました(フルブレーキでも止まれないほどの傾斜)

なので「坂口屋」に自転車を止めさせてもらい、ここからの往復は徒歩で行くの強く推奨します。

この21番「太龍寺」が88のお寺の中で最も怖かった札所でした。

22番→23番は20kmほど距離があります。

国道55号は山で、県道25号は海。

どちらもアップダウンがそこそこがあります。ここは好みで進みましょう。

徳島県最後の23番「薬王寺」は巨大な塔が建っていて目立ちます。

これで徳島県の札所は終わりです。

12番と21番(ロープウェイ未使用の場合)は遍路全体の中でも難易度の高い札所です。

徳島県の札所は距離は近いけど、四国4県の中で坂が最も厳しいと思います。

次回、お遍路マニュアル自転車版は高知県へ入ります。

高知県は広いですよ。







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