宿屋物件の引き渡しを受けたので開業までスケジュールを作成してみた。

宿屋開業を目指している、趣味ブロガー「おっさー」です。→https://twitter.com/ossaa_log
先日、三重県伊勢市の物件の引き渡しを受け、いまは宿屋(ゲストハウス)の開業準備に入っています。
↓の記事で何故、開業の地を三重県伊勢市にしたかを書いています。
建築士さんの基本設計もほぼ終わり、施工のスケジュールも出たので現段階での開業までのスケジュールを作成しました(あくまで順調であればのケースです)
↓が開業までのスケジュールです(画像をクリックすると大きく表示されます)
今回の記事は、スケジュールの各項目について書きましたが『お知らせ+備忘録』の要素が強いです。
ゲストハウスをこれからやる方でも開業までのスケジュールは千差万別ですからね。
ほんの少しでも参考になればいいのですが。
空き家リノベーション補助金申請。
多くの地方自治体で行われている、いわゆる『移住促進補助金』が貰える制度が伊勢市にもあります。
簡単に説明すると、三重県外から伊勢市内に移住する人に、伊勢市内に存在する空き家(空建物)を使用するための改修費用の補助が受け取れる制度です。
ただし、補助を受けるには以下のルールがあります。
○移住後5年以上市内に在住する人。
○伊勢市内にあり、現在使用されていない建物で賃貸共同住宅ではないもの。ただし、耐震性が確保されていること。
ここで注意が必要なのは『空き家(空建築)』が対象だということです。
なので、どんなに気に入った建物でも、現状が空き家でないと補助対象外だということです。
そして、耐震性が確保されていることも条件になっていますので、1981年5月以前に立てられた建物の場合は耐震診断が必要になってきます。
その診断で耐震性が確保されていない場合は耐震補強工事をしないと、補助の対象にはなりません。
ただし耐震補強工事の補助も伊勢市で行なっているので、耐震補強補助+空き家リノベーション補助の同時申請が可能です。
もう一つネックになってくるのが申請時期です。
平成29年度分はすでに受付が終了してしまっていて、30年度分の申請をすることになります。
その受付は2018年4/1∼で、早くても交付の可否判定は一ヶ月ほどかかります。
そして、交付の可否判定前に改修工事を着工した場合は補助対象外になってしまうそうです!
つまり、どんなに早くても2018年のGW開けくらいまでは、工事は一切できない…ということです。
物件もすでに所有していて、基本設計もほぼできているのでモンモンとしますが、初年度の売り上げ予定額に匹敵する額をいただける可能性があるので、ここは焦らず補助申請まで待ちます。
伊勢市さんよろしくお願いします。
↓は伊勢市の空き家リノベーション補助の詳細ですが、他の自治体でも同様の補助を行なっている事が多いです。
地方移住を考えている方は物件を決める前に、各自治体のHPや役所に問い合わせてみるのがいいですよ。
設計・施工。

主に水回り・電気設備・ガス設備は一新するので、ここはプロにお任せしています。
建築士さんには耐震補強の設計や用途変更の手続き(設計)、消防設備の届けもお願いしました。
オーナーの私がやることは内装をDIYしたり、外観を綺麗にしたり、館内の備品を揃えたりというところです。
開業に向けての活動。
この項目が私のメインの仕事になります。
まず先の項でも書いた、空き家リノベーション補助金を申請するために伊勢市に移住する(住民票を移す)必要があるので、できるだけ早くに住民票を移します。
ただ引越し代が3月はバカ高いので、移住するのは4月以降ですね。
移住してから工事開始までは備品の調達や地域への適応。
問題は工事中なのですが、ライフラインが使えなくなるので住めませんw
工期が約2ヶ月間あるので、プロモーション活動で何か面白いことができればと考えています。
終わりに。
改修工事が終われば、建築申請が終わり消防の検査もできますので、いよいよ旅館業の許可申請ができます。
できれば、旅館業の許可申請が通るのが夏休み前が理想だったのですが、ちょっとスケジュール的に厳しそうです。
冒頭のスケジュール表のように順調でもお盆あたりかな?
となると、オープンは1年で最も閑散期となる9月頃か…。
まぁ、考え方によってはいきなり繁忙期でオープンして、バタバタして大クレームなんて事態になるよりはいいのかな。
ともあれ、あくまで順調ならの話ですので、これより遅くなることも十分考えられます(早くなることはほぼないはず)
また随時ブログ、ツイッターで最新情報を書きますので、注目してください。
まずは事業計画書を今月中に仕上げます!
今回の記事は以上です。
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