ゲストハウス物件取得までの道④ 物件検索に使える便利なツールを紹介します。

ゲストハウス物件取得までの道として、前回は「旅館業法・消防法・都市計画法」の勉強をしました。
今回はゲストハウス用の物件を探す際に使える便利なツールを紹介していきます。
開業までの最大の難関が物件取得。
人によっては物件に巡り合うのに数年かかったとか…(私は9ヶ月かかりました)
物件探しの参考になればと思います。
ゲストハウス物件をアプリで探すなら@niffty不動産。
賃貸物件のみですが大手不動産サイトの情報ががまとめて見れますので、全国を網羅していて掲載数の豊富さはダントツです。
ただ、基本的には一般の住宅用物件サイトなので、気に入った物件があってもゲストハウス用にカスタマイズできない可能性が高いです。
なので私は家賃の相場を見たりに使っていました。
いい物件があったら、内見する前にゲストハウスに使えるか聞いておくといいです。
ゲストハウス物件探しに便利な不動産サイト5選。
○at home
大手不動産サイトで、私が一番使いやすかったのがat homeでした。
全国いろいろな場所のさまざまなジャンルの物件が掲載されています。
上記の@niffty不動産でもat homeの賃貸物件は見れますが、物件の購入も考えているならばこちらのサイトも見ておいたほうがいいです。
事務所や店舗、数は少ないですがリゾート地の物件などもありますよ。
○東京R不動産
賃貸・購入どちらの物件も掲載されています。
このサイトの物件はお洒落です!がちょっと価格が高めな印象。
私は空間デザインの参考にしています。
住居だけではなく商業用の物件もけっこうありますので、運がよければスケルトン物件に巡り会えるかもしれません。
ここでは東京R不動産を紹介しましたが、東京の他に「山形・房総・鎌倉・金沢・京都・大阪・神戸・福岡・鹿児島」版があります。
いずれもゲストハウスをやるには人気の土地(山形は??)なので開業希望地があればオススメです。
○民泊物件.com
基本的には大都市が中心で賃貸と売買兼用ですが、民泊に使える(使えそう)な物件だけが掲載されています。
すぐにでもゲストハウスができそうなものから(中には旅館業法の許可取得済みの物件まで!)、かなり手を加えないと開業は難しそうなものまで様々。
こまめにサイトを確認していれば思わぬ掘り出し物件が出るかもしれません。
○DIYP
こちらも大都市中心で、賃貸専用のサイトです。
ジャンルは住宅・店舗・オフィスなど全般。
このサイトが面白いのは、改装OKの物件だけを掲載しているところです。
逆に言うとリノベーションしないと使えない物件がほとんどなので、家賃はかなり安めに設定されている印象です。
賃貸だけど手作りでゲストハウスを作りたい方は絶対に見たほうがいいサイトです。
○田舎ねっと.日本
全国の購入可能な古民家等が掲載されています。
交通の利便性悪いことや、改装をしなければ利用できない物件がほとんどですが費用はリーズナブル。
サイトデザインはレトロですが、掲載情報は充実しています。
田舎でゲストハウスをやりたいのであれば、このサイトは必見です。
空き家バンクを活用する。
空き家バンクとは、全国の各自治体が管理する賃貸・購入が可能な「空き家」の情報を載せているものです。
メリットは価格が破格に安いこと。そして駅近物件がそこそこあること。
ただし、建物の状態は決して良いとは言えないものが多いので、基本的には改装が必要だと思います。
デメリットは管轄が各自治体ごとなので、登録が面倒なこととレスポンスが異常に遅いこと。
私もいくつかの自治体に空き家バンク交渉登録をしましたが、申し込み手段が郵送の場所とかありましたもんw
物件取得はとにかく安くと考えているなら空き家バンクの活用もいいかもしれません。
ちなみに今週末2018/1/21(日)に東京ビッグサイトでJOINが主催する移住促進フェアがありますので、開業希望地の自治体が参加していれば足を運んでみるといいかもしれません。
移住・開業に関する相談(補助金などのサポート)も聞けると思います。
まとめ。
ゲストハウス物件探しに便利なツールをここまで紹介してきました。
それぞれのサイトに特徴があるので、自分のこだわりに合ったサイトを使ってみてください。
とにかく物件との出会いは「運」と「マメさ」が大事です。こまめにサイトを訪れてチェックしましょう。
それと、好きなゲストハウスのオーナーにtwitterなどで物件取得の方法を聞いてみる(ブログに書いている方もいます)などもいいかと思います。
⇓次回ゲストハウス物件取得までの道⑤は、いい物件を見つけた際にチェックするポイントをフローチャートにしています。
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