ついに物件購入しちゃった!そこで「ゲストハウス」をやろうと思った経緯の話し。

2017/12/13 夢であったゲストハウスをやるための物件を購入しました!
ゲストハウスを開業する上で最初にして最大の難関をクリアしました。
これからは移住の準備や内装や外装の事など課題は山積みですが、大きく一歩前進したことを喜んでいます。
そこで今回は、私がゲストハウスをやろうと思った経緯について書くことにしました。
Contents
地方移住してどうやって生きていく?
私は2013年に自転車で日本一周をしました。
⇓自転車日本一周のダイジェスト記事です。
それまで東京23区周辺からほとんど出たことがなかった私は、都会での生活が全てであり地方での生活なんて考えたこともなく、また興味もありませんでした。
しかし、日本一周旅で地方都市のゆったりした雰囲気やそこに住む人々と接し、とても感銘を受けます。
旅が終わって東京で再就職しても、『地方移住してみたいなぁ』と思い続けていました。
ただ、思いとは裏腹に地方の小都市で就職するとなると、東京の比ではないほど難しいです。
どうやって地方で生きていくか?
それが最大の問題でした。
そうだ、ゲストハウスをやろう!
いろいろ地方へ移住して生活していく方法を調べていくと…
○地元の中小企業に従事する。
○観光業に従事する。
ん?観光業?!
普通は観光施設やその周辺のリゾートホテルで働くことをイメージするかと思いますが、私の場合は違いました。
日本一周で何回か利用した「ゲストハウス」や「ライダーハウス」のような簡易宿泊所施設をやってみたい!
と思いました。
初めてゲストハウスに泊まったときのこと。
自転車日本一周中、困ったことがありました。
それは野宿前提の旅ではあったのですが、荒天時や体調が悪い時に1人で素泊まりで宿泊できる施設が少なかったということです(2013年当時)
個人経営の旅館などしかない場所になると、飛び込みで1人の素泊まりではまず断られました。
そのような時に初めてゲストハウス(ライダーハウス)のような簡易宿泊施設に泊まり、何度か救われたことがありました。
見知らぬ人同士が同じ部屋で寝たり、いきなり同じ食卓でご飯を食べたりする。
日本一周旅前は考えもしなかった(抵抗感があった)スタイルだったけれど、利用してみると思いのほか快適で楽しく、しかも安い!
とてもいい宿泊の形だなぁと思いました。
ゲストハウスの宿泊を日本人のスタンダードに。
日本一周旅では、たくさん海外の人達と話す機会がありました。
そこで話した海外の人々は短くても2週間ほど、長い人になると1ヶ月以上日本に滞在すると話していました。
学生じゃないですよ。私より年上の40代や50代(夫婦やファミリーも)の人もいました。
驚いたことにみんな退職して旅行しているのではなく、バケーション(休暇)だという事でした。
普通の日本の会社で働いていたら、まずあり得ない話ですよね?(1週間の休暇が取れる会社にいる方は相当恵まれていると思う)
そして長期で滞在するわけですから宿代は極力節約したい、そしていろんな人と交流があればなおいい。
それが海外の旅行のスタンダードなんだと聞きました。
対して日本の旅行スタイルはどうでしょう?
日本一周から4年以上経ちますが、今も一泊二食付きで2人以上の2泊3日みたいなのが定番ですよね?
これって、あまり長く休めない→旅行先ではアクティブに動くよりゆっくりしたい→食事も付いてて楽。
のような行動と思考パターンです。
だからパック旅行の大手旅行代理店が一人勝ちしてしまうんですよね。
海外の旅行スタイルに話を戻しますが、
彼らは、休みが長くとれた→見知らぬ場所に旅行してアクティブに過ごしたい→宿代は節約したいけど楽しく滞在したい。
という行動・思考パターンです。
日本人も将来的にはこのような旅行スタイルがスタンダードになってほしい。
その際にゲストハウスはベストの宿泊施設。
『じゃあ、自分でやってみよう!』
と思ったわけなのです。
ゲストハウスでお待ちしています。
昨今、『働き方改革』など国を挙げて働くことの改革に取り組んでいる日本ですが、まだまだ諸外国からすれば働きすぎです。
私も苦しめられたブラック企業などもなかなか無くなりません。
しかしながら少しずつではありますが、これからは諸外国のスタンダードに近づいていくと思っています。
働くときは日本人の勤勉さを活かしガッツリ働く。そして旅行の時は海外のように10日以上ゆっくり休む。
そんな環境の職場が増えるといいですね。
その時は従来の一泊二食付きのホテルや旅館もいいですが、ゲストハウスも候補に入れてほしい。
例えば一週間の旅行で半分は今まで通りリゾートホテル、半分はゲストハウスみたいになっていけたら…
私は、ゲストハウスのオープンが早くできるよう努力していきます。
⇓次回からは物件取得までの道のりを書いています(これからゲストハウスの物件を探す方必見)
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