本当の意味での「働き方改革」を考えるとベーシックインカムがこの国を救う。

宿屋開業準備中の、趣味ブロガー「おっさー」です。→https://twitter.com/ossaa_log
普段あんまり国会などに興味はないのですが、今国会で議題になっている「働きかた改革」については、とても興味がありました。
そして、ちょっとだけでも政治に期待した自分がバカでした。
「ち・が・う・だ・ろー、違うだろ!」(豊田真由子風に)
いかに働くかではなく、いかに働かないで生きていくか。
仕事がどんどん少なくなる中で、お金をどう稼ぐかを考える時にきているんです。
というわけで政治にはやっぱり期待しません。
そんな折、個人でベーシックインカムをやろうとする方が現れました。
これですよ、本来なら国がやるべきなのは!
今回はベーシックインカムを主な題材に『働かない生き方』そして本当の『働き方』について考えてみました。
Contents
日本にもついにできた!!ベーシックインカムハウス。
2018年2月はじめ、twitter上でベーシックインカムハウスができるという話が出ていました。
提案者はカイリュー木村さんという方。不動産の会社を経営しているようで私より10歳も若い!
一体どのような家なんだろう、とてつもなく興味が湧きます。
内容は↓のようになるそうです。
・家賃無料
・入居者1人につき月額¥15,000食費支給
・乗用車1台使い放題(シェア)
・水道光熱費無料
・固定電話無料(1台)
・ネット無料
ハウスの場所は神奈川県の厚木駅から徒歩20分。間取りは5LDKですので募集人数5名ということでした。
そして2018年2月末、ついに5名の入居者が決まりました(倍率はどのくらいあったのでしょうね?)
ベーシックインカムハウス、選考結果発表です。 https://t.co/upos7knBs0
— カイリュー木村 (@ababa2017) 2018年2月26日
日本でこのようなハウスができる事も画期的ですが、設立者のカイリュー木村さんの心意気が素晴らしかった!
少なくない費用がかかりますよ。でも、数百万ぐらいですね。
例えば何千万だしてスポーツカー買う人もいるわけじゃないですか?比べるとそれほど大きな額ではないと思っています。
↑カイリュー木村さんが、このようなことを言っていました。
うーん、brilliant!!
今後もカイリュー木村さんのベーシックインカムハウスに大注目ですね。
↓すでに潜入取材をされてきた方もいるようですね!
ブログ書きました。
ベーシックインカムハウスを取材!アーティストが働かずにモノづくりに集中できる家を目指す! https://t.co/KQAp8cpzPl
— 星川崇 (@Soh_RundabanSP) 2018年2月25日
今一度、働くということを考える。
現在、生徒学生以外では、大多数の人が働いている(雇用されている)と思います。
では、なぜあなたは働いているのでしょうか?
「働きたいから働いている」「楽しいから働いている」
そう思えた方は、働いている環境が素晴らしい、または働いている環境が自身に合っている(その両方)のでしょう。
良い人生を送られている人たちですね。
では、「義務だから」「お金のために仕方なく」などと感じた方はどうでしょう?
そのように感じている場合は、今一度働くということを考えてみるといいです。
このような言葉があります。
就職するということは、その企業に自分の人生を売るということ。
∼A1理論さん
『A1理論はミニマリスト』とブログを書いているA1理論さんの言葉ですが、本当にその通りだと思います。
大切な自分を売るのですから、自分の納得のいく給料をいただくべきですし、生きがいや好きな事とマッチしないのであれば、思い切って辞める(そもそも入社しない)という選択肢も。
当たり前ですが人生は有限です。
働いてないけど好きな事だけして生きていくのと、義務感だけで会社にしがみついていくのと、どちらが楽しいでしょうか?
そして、どちらがパフォーマンスがいいか。まだ気がついてる人は少ないですね。
社会通念や一般常識は『正』ではありません。正しいのはあなたの意志です。
デンマークの「サバトー」制度に学ぶこと。
デンマークでは伝統的に「サバトー」という、学校卒業後に1年間自由に過ごす慣習があり「ゆっくりとした育ちを支援する」風土があります。
そこで若者たちは一度立ち止まって、自分の生き方についてじっくりと考えることができます。
その結果『僕はフリーランスで自由に生きていきたい』と宣言しても、親御さんたちは咎める様子もなく子供の選んだ人生を尊重します。
現在の日本では一度レールから外れてしまうと、戻るのはかなりの労力が入りますよね。
小さな頃から受験で頑張って、就職戦線を必死に戦って、やっと入った会社が自分に合うなんて保証はどこにもないんです。
学歴社会や大企業の神格化がなくなることは無いですが、もし「サバトー」制度のように迷った時に支援するシステムがあればいいと思いませんか?
最初の項目で書いたベーシックインカム制度や、カイリュー木村さんのベーシックインカムハウスのような。
アラフォー世代は一生貧困で生きていくしかないのか?
ちょっとここで重いテーマを取り上げてみます。
アラフォー・クライシスという言葉を知っていますか?
知らない方は↓のリンク記事をぜひ読んでいただきたい!
私もアラフォー世代ど真ん中なのですが、2018年現在30台後半∼40台前半は本当に不遇の世代なんです。
2017年の私は、家のそばの倉庫で単純労働バイトしつつ宿屋の物件探し活動をしていたんですが、そのバイト先はまさに「非正規労働アラフォーの巣窟」でした。
もちろん全員が時代のせいで非正規低賃金労働者になったとは言いませんが、中にはめちゃめちゃ高学歴で賢くて努力したんだろうなぁって方も多いんです。
だって早稲田の法学部卒業していて就職経験がないなんて現在の就職状況ではあり得ないでしょう・・・。
この非正規低賃金アラフォーのさらなる悲劇が、親が健康でなくなった場合です。
バイトの給料は親の介護費で消え、自分で使えるお金はほぼない。
必死で貧困から抜けようと資格の勉強したって、バイトと介護で疲れ切った体で身になるわけないでしょう。
もう聞いていて辛すぎて泣くわ‥。
そんな時、もしベーシックインカム制度があれば少なくても介護費は払えて、親が健康な人は資格取得に集中したり、もっというと稼ぐことについて考えることができる。
人生再生の猶予ができるんです。
宿屋+ベーシックインカムルーム?
私はアラフォー世代で、特に学歴もないですが(高卒)なぜか10年正規で働くことができ、そのおかげで退職後も人生について考える猶予がありました。
退職後6年かかりましたが、好きなことで生きていく事のスタートラインに立てています。
その1つは「宿屋」を経営する事なのですが‥いま考えていることがあります。

↑この間取り図の通り、1部屋使い道が決まっていない部屋があります(2階は3部屋あって全て客室です)
当初はスタッフさんの住居にしようかと思っていましたが、しばらくはワンオペでやることにしたので・・。
住みたい人いますかねぇ?
カイリュー木村さんのベーシックインカムハウスのように都会でもないし、5部屋も作ることはできません。
たった1名限定ですが、何もやらないよりはマシなはず。
もちろん前提として宿屋が健全な経営状態で、ベーシックインカムにキャッシュを使えることができてからでないとダメなんですけれどね。
「何か創作活動等をしていて活動に集中したい」「一度人生を立ち止まって考えてみたい」「人生を再生する猶予がほしい」
そんな方に利用してほしいなぁ。
このベーシックインカム制度、近々国制としてやる国が出てくると予測しています。
日本は…まぁ絶対にないでしょうね。
「働き方改革」と言いながら、『働かせ放題』の協議を国がしているんですから。
なので民間でやりましょう!冒頭で書いたカイリュー木村さんのベーシックインカムハウスのように。
長くなりましたが、この記事は以上になります。
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